「プロギア アイアン」シリーズの新作4モデルが登場
プロギア(本社・神奈川県平塚市)は、2020年からフラッグシップモデルとして展開する「プロギア アイアン」シリーズの新作4モデルを発表した。
セミアスリートモデルの「01(ゼロイチ) アイアン」、やさしさの要素を加えた「02(ゼロニ) アイアン」、ツアーモデルの「0 TOUR(ゼロ ツアー) ウェッジ」は3月10日、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに向けた「05(ゼロゴ) アイアン」は5月中旬にそれぞれ発売する。
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アイアン3機種は2020年に登場した「01 アイアン」と「02 アイアン」、21年モデル「05 アイアン」の後継となる。いずれもフェース上の重心位置をセンター側に寄せて、精度の高いショットを実現させるという。
「01」はツアープロの意見を取り入れ、上級者向けの性能に進化。ダウンブローの傾向が強いアスリートゴルファーに合わせて、ソールから17~21mmの部分を厚肉化し、重厚感のある打感を実現。また、トップブレードを薄くすることでよりシャープな形状になり、コントロール性に優れた軟鉄鍛造アイアンに仕上がった。
「02」は軟鉄鍛造ボディとニッケルクロムモリブデン鋼フェースの組み合わせにより、弾き感を抑えたソフトな打感を備える。4~7番には、ヘッドのトウ側にタングステンのウエートを搭載し、高弾道のボールを打ちやすい低重心設計を採用。フェースの長さは「01」と比べて約1.9 mm長く、シャープな見た目はそのままに安心感をプラスした。
さらなるやさしさを追求した「05」は、6~8番=37.5インチ、9番・PW・AW=36.5インチ、52度・57度=35.5インチとクラブの長さを3種類に設定。クラブの長さをそろえることで、シンプルな動作と思考でスイングに臨めるという。また、ワイドソールのリーディングエッジを削り、抜けの良いソール形状に。シリーズの中で最も低く深い位置に重心を設定し、前作よりもやさしく高弾道で飛ばせる性能に進化した。
「0 TOUR」は、やさしさと抜けの良さの両立を追求した「0(ゼロ) ウェッジ」に続くシリーズ2作目のウェッジ。目玉となるテクノロジーは、悪条件下で安定したスピン性能を発揮する「縦マイクロミーリングフェース」。縦方向の細かなミーリング加工を施すことでフェース表面の水はけが良くなり、雨天時やラフからのショットでも安定したスピンコントロールを可能にする。ロフト毎に操作性と抜けの良さのバランスを追求し、3種類のソール形状を採用した。
アイアンの番手は「01」と「02」が4~9I、PW。「05」が6~9I、PW、AW、52度、57度。7番のロフト角は「01」が32度、「02」が30度、「05」が29度。ウェッジのロフト角は48度から58度までの6種類(2度刻み)。5本セットの税込価格は、「01」と「02」が12万6500円(6番~PW)、「05」が14万8500円(7番~AW)。「0 TOUR」の税込価格は、1本あたり2万5300円。問い合わせは、プロギアお客様相談室(0120-81-5600)まで。