2024/11/15中古ギア情報
ゴルフウエア、ほぼ1千億円市場に
2009/09/24 11:45
矢野経済研究所は先頃、「2009年版ゴルフ産業白書」を発刊した。昨年度のゴルフ用品市場規模を商品アイテムごとに調べたもので、このマーケットの花形であるドライバーが苦戦している反面、アパレルは順調に伸びたという。
メーカーの出荷状況を調べた「国内出荷市場」では、ドライバーは258万本で、金額ベースでは542億円。数量、金額とも前年比8%ほどの減少で、アイアンも10%近い縮小となっている。ドライバーの慢性的な苦戦がクラブ市場全体の足を引っ張るかたちになっており、各社の苦戦ぶりを裏づけている。
<< 下に続く >>
一方、ゴルフウエアは前年比6%ほど伸ばして、970億円となった。大台の1000億円まであとわずか。女性ゴルファーの増加がアパレルメーカーの市場参入を促進し、需要と供給が理想的にまわったことでマーケットサイズを広げている。
経済成長で発展した日本のゴルフ市場は過去、「社用ゴルフ」から抜け出せず、プレーヤーおよび購買層は年配の男性が中心だった。そのため日本の人口構造と同様、逆ピラミッド型となっているが、これを正常な形にするためにはミドル層や若者の参入が不可欠だ。かわいいウエアを目当てに若い女性がゴルフをはじめれば、つられて若い男性もゴルフ市場へ参入する。そのような青写真が期待できそうな今回の調査結果であった。
提供
あなたにおすすめ
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!