左からT、W、S、EYE2 グラインドの異なる4種類のソール形状

ピンゴルフジャパン（本社・埼玉県戸田市）は、ウェッジシリーズ「GLIDE」の最新モデルとなる「GLIDE 4.0 ウェッジ」を5月13日に発売する。2019年発売の前作「GLIDE 3.0 ウェッジ」よりも安定したスピン量とミスヒットへの強さを備え、ヘッドがブレにくい性能に仕上げられているという。

フェース面には、表面を粗目に仕上げることで摩擦力を増す「エメリーブラスト仕上げ」を施し、あらゆる状況でスピンの再現性を向上。番手別に溝の間隔と角度を設計することで、状況に応じた最適なスピン量を生む。

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また、ヘッドに内蔵するやわらかい樹脂素材「エラストマーCTP」を前作から約36％拡大することで、心地よい打感と打音を追求。重量をヘッド周辺に配分する設計により、ミスヒットへの寛容性を高めた。同社のブレにくさ＝直進性に定評のあるウッドに続き、"ブレないヘッド"というコンセプトを形にしたウェッジとなっている。

ライ角は規定値より＋5度から－4度の調整が可能。かねて同社が力を入れているフィッティングにより、購入前に自分に合ったライ角のモデルを選ぶことを推奨している。ソールの種類は、あらゆるライからでも対応可能な「Sグラインド」、バンカーからの脱出を重視した「EYE 2グラインド」、ソール幅が広い「Wグラインド」、グリーン周りからのショットに最適な「Tグラインド」の4種類から選べる。

疎水性の高いハイドロパールクローム仕上げ。ロフト角とグラインドの組み合わせは全17種類。推奨標準シャフトはスチール6種類。税込価格は「ダイナミックゴールド EX TOUR ISSUE」のみ2万9700円、その他スチールシャフトが2万7500円。カーボンは3万800円。問い合わせはピンゴルフジャパン（048-437-6501）まで。

「ライ角を合わせることで正しいスイングが身につく」と金谷拓実