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本間ゴルフは近年、積極的なイメチェンを進めていてる。その代表的な動きが9月5～6日に行われた大宮店のリニューアルイベントにも満載だった。シミュレーションゴルフ搭載のトレーラーハウスを持ち込んだり、改装された店内には若者に人気の『ビバハート』や『カッター&バック』など他社のウエアを取り揃えるなど、新機軸のアピールに懸命だ。

「NEW HONMA」ロゴカラーのグリーンを基調とした外観が特徴的な同店は、埼玉県内では最大級。店内にはパターコーナーに加えラウンジを新たに設置。試打コーナー2打席、クラブメンテナンスを行う工房も完備している。

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また、9月5～6日はシミュレーションゴルフを搭載したトレーラーハウスを駐車場に設置して、来店者に無料で体験してもらった。予約制で満員御礼。特に子供連れに好評だったとか。

これはトレーラーハウスデベロップメント社とのコラボレーションにより実現したもので、従来のクラブを中心とした販売手法から脱却を図り、総合ゴルフサービス企業を目指していく。

本間ゴルフのユーザーはシニアや上級者というイメージが強いが、07年に若年層向けブランド『アスポート』を立ち上げブランドの若返りを図った経緯がある。今回の店舗リニューアルでも本間ブランド以外のウエアメーカーをラインアップし、女性の集客率を高めようという意図が伝わってくる。昨今では他社とのコラボレーション企画も続々進行中のようで、「ゴルフの楽しさを発信する基地として、顧客へアプローチしていきたいですね。トレーラーハウスとのコラボもその一環で、トヨタ自動車のショウルームやJALとも提携をはじめました」（同社）と、他社とのコラボレーション強化により、顧客開拓に繋げる構え。