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松山英樹の偶然ではない予選落ち 前週最終日の負の連鎖

うわべの成績だけでは分からない。連戦続きのツアープロにとっては、手に残る感触の方が厄介な時がある。カリフォルニア州トーレパインズGCで開催中の米国男子ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」。初日に北コースで1オーバーと出遅れた松山英樹は、2日目に南コースで1イーグル、2バーディ、3ボギーの「71」で通算イーブンパーとしたが、カットラインに1打及ばず75位タイで2014-15年シーズン初の予選落ちを喫した。

不甲斐なかったショットは一夜明けてわずかに復調した。ティショットでフェアウェイを捕らえたのはパー3を除く14ホール中12ホール。序盤3ホールで2ボギーを叩いても、5番で残り167ydを8Iで直接放り込むイーグルですぐに“帳消し”にしたが、苛立ちは終盤になるにつれて膨らんだ。

苦戦したのは2打目以降のショットとパット。特にグリーン上ではポアナ芝の影響、というよりは「自分のミス」が相次いだ。13番、14番では3m以内のチャンスをことごとく外し、15番でバーディパットが「やっと入った」。バーディで予選通過となった最終18番(パー5)は2オンに成功しながら、15mから3パットを喫してパー止まり。「いまのパットじゃこれ以上を望めない」と厳しく自己評価した。

前週「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」は最終日に優勝争い。心身の疲れは今週を迎えるに当たり、さほど感じなかったという。ただ松山自身が気に掛けていたのが、その最終日のラウンド後に「1回もいいショットが打てなかった」と言ったほど、納得いくプレーができなかったことだ。

思えば1月のハワイシリーズの2戦も同じだった。1打差で敗れた「ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ」最終日には「一発も良いスイングができなかった」というのが惜敗の弁。翌週の「ソニーオープンinハワイ」では予選こそ通過したが、決勝ラウンドに進めない54ホールカットとなった。

「ヒュンダイの時も、先週も最終日にいいプレーができていないから、次の週にこういうプレーになってしまう。(悪い部分は)自分の中の感覚で、人にはわからない部分だけど、最終日のプレーがうまくできたら、次の週のプレーもうまくいくのかなと思います」

次週は休養に充て、再来週の「ノーザントラストオープン」に出場予定。「1Wがこれだけフェアウェイをキープできていれば、すごくいいのかなと思います。ショートアイアンでも徐々に打てるように練習できればと思います。パッティングも練習しなくてはいけないし、やることはたくさんある」。コースは変わり、選手層も変わり、トーナメントの色彩は毎週異なるが、最終日からわずか数日で、気分や調子を一新させて臨むのは難しい。だからこそオープンウィークを有効に使いたい。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/桂川洋一)

桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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