14番パー5のセカンドで直ドラを披露する宮里。本番でも出るか！？

今週木曜日から始まる2007年のLPGA第2戦「フィールズ・オープンin Hawaii」を前に、各選手が会場のコオリナGC（ハワイ州）で練習ラウンドを行った。この日は前日に引き続いて強い風が吹きつけたが、選手達は本番を想定しての風対策に余念がなかった。

大山志保、宮里藍らは朝から18ホールを消化。「風は好きなので」という大山は、ドライバーを数本持ち込んでテストをしていたが、それ以外は順調そうだ。今年はアメリカ進出の足がかりを作りたいだけに、この試合でもある程度の結果は残しておきたいところだろう。

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一方、先週パットの不調から予選落ちを喫した宮里は、今週に入ってもパット練習に多くの時間を費やしている。予選落ちしたその夜に、自身のブログに「次！！！」という書き込みをした切り替えの早さはさすがだが、この日の練習グリーンでもショートパットを連続して外すなど、まだまだ万全とはいえなさそう。本人は「悪いわけではない」「転がりは良くなってきている」と言うが、実際の試合でどうなるか注目だ。

「ちょっと昨日は疲れが残っていて・・」という上田桃子は、この日は10番からハーフをラウンド。2人の組に「入れてくださいー」と言って混ぜて貰ったが、その2人がバーディ金とハン・ヒーウォンだと後から気付いてびっくり。「ショットの精度とか、アプローチが上手くて、私もイメージが良くなりました」と喜んだ。

横峯さくらは8時前に会場に着いたが、前日ラウンドの予約をしていなかった為、11時過ぎまでスタート出来ないことが判明。それならばと、午前を休養に当て、結局14時前にスタートした。最後は13番ホールまでプレーし、そのままコース脇の宿舎に帰宅。父・良郎氏はこの日は会場に姿を見せず、キャディはトレーナーのアキノ氏が務めた。本番では良郎氏が担ぐ予定だが、明日その良郎氏はプロアマ戦にゲストとして出場するそうだ。

＜初日の主な組み合わせ＞
10番スタート
16組 8：25 大山、B.リンシコム、L.オチョア
18組 8：35 横峯、L.ディアス、P.クリーマー
20組 8：45 宮里、M.リー、K.ウェブ