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吉田弓美子が初めて見た、勝者の景色

09年のプロテストでトップ合格。2年後の11年には初シード権を手にし、今週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、プロテスト合格後から4年目でツアー初タイトルをつかんだ吉田弓美子。経歴を並べれば順調なキャリアを歩んでいるように見えるが、吉田はツアー初勝利までの道のりを「長かったかな、というのはあります」と言葉にした。

“プロテストトップ合格”という華々しい肩書からだけでは、見えてこない部分。07年から合格するまでの3年間は単年登録会員としてツアーに参戦していたが、「(2部ツアーの)ステップでも勝てず、レギュラーツアーでも成績が残せず、この3年は辛かった」と、失意の渦中にあった。

そして、同じ87年生まれの有村智恵原江里菜らの存在。「同期に置いていかれる一方で、どうしても差があると感じていた」。神奈川県立厚木北高校の2年後輩に当たる斉藤愛璃も、今季の開幕戦で初勝利。藤本麻子大江香織ら、同じ09年のプロテストに合格した81期生たちにも先を越されてしまう。次々にスポットライトを浴びていく、同期、同年代、後輩たち。吉田の名前は、その陰に隠れていった。

しかし吉田には、その境遇に腐ることなく、モチベーションに変える“強さ”があった。原と有村に対し、「彼女たちを目標に頑張って来られた。苦しかったけど、意味のある3年間だったと思う」と感謝の言葉をつづる。同期や後輩たちの勝利に沸く18番グリーンサイドにはいつも、純粋に喜びを分かち合う吉田の姿があった。

今週のグリーンサイドには、大江のほか、木戸愛、菊地絵里香、酒井美紀ら仲間たちが待ち受けていた。仲間から、ギャラリーから、ようやく自身が祝福される側に立った瞬間。涙で曇る視界の中にあったその第一印象を、吉田はこう口にした。「みんな、こういう景色を見ていたんだ・・・」。この景色を見たからには、もう祝ってばかりの立場ではいられない。これからは、自分の背中を後輩たちに追わせる番だ。(長野県軽井沢町/塚田達也)

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塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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