熱戦の幕開け!「フンドーキンレディース」初日フォトギャラリー
2012年 フンドーキンレディース
期間:05/11〜05/13 場所:福岡CC和白コース(福岡)
アマチュアも中国パワーが炸裂!
国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の初日、出場選手中唯一ノーボギーのフォン・シャンシャン(中国)が5バーディを奪い単独首位に立った。そして、今週は6名のアマチュアが出場しているが、最上位につけたのはイーブンパーの7位タイにつけた15歳の森田遥だった。
屈託のない笑顔の似合う森田は、香川県で生まれ育ち、現在は高松中央高校に通う1年生だ。香川弁でこの日のラウンドを振り返る森田は、昨年四国のジュニア選手権やアマチュア選手権を制してきた。堂々の経歴にかかわらず、日本代表などのメンバーには加わっていないことから、その理由を聞くと「私、国籍は中国です」と笑顔で話す。
<< 下に続く >>
両親が中国人で、森田は日本で生まれ育ったため、日本語は完璧だ。「中学とは違って、高校に入ったので、一段とプロに近づけるようにプロの試合に出て勉強したり、ジュニアの大会でも安定してゴルフができるように心がけています」と、将来のプロ転向を視野に入れて大会に挑んでいる。
10番からスタートした森田は、16番でボギーを叩くと、17番ではバンカーからの3打目がホームランするなどダブルボギーを叩いたが、4つのバーディを奪いイーブンパーまでスコアを戻した。
「今日はパープレーで回れるとは思っていなかったし、17番のようなトラブルがあっての72だったので、もっと詰めていければアンダーパーも出せるかな」。先週の国内メジャー初戦ではタイと韓国のアマチュアがベストアマを獲得したが、今週は中国人の両親の元、日本で育った森田が最有力候補に立った。(福岡県福岡市/本橋英治)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!