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15位タイの原江里菜「もっと良いプレーを見せたい」

2012/03/30 19:29

後半2つのダブルボギーも受け入れ笑顔でラウンドを続ける原江里菜

国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の初日、原江里菜が前半に快進撃を見せた。2番、3番で連続バーディを奪い、5番パー5もバーディ。7番でボギーをたたくも、周囲が苦戦する中、単独首位で前半を終えた。

ところが、12番で1mのパーパットを外すと、返しのボギーパットも外す3パットのダブルボギー。その後はパーを積み重ねたが、最終18番パー5では、残り60ヤードの3打目がシャンクでグリーン手前のバンカー。さらにバンカーからの4打目もシャンクでグリーン奥の斜面へ。多くのギャラリーが見つめる中でミスショットを続けダブルボギーフィニッシュになった原は、2オーバーの15位タイに後退してしまった。

それでもホールアウト後の原はこの日のラウンドに満足した表情でアテスト場を出てきた。最終ホールのミスについて「あれはミスですけど、納得のミスなので明日には引きずることもないですよ。12番もラインの読み違いだけで、それ以外は良いゴルフができたのでよかったです」と微笑む。

原は昨年12月に行われた、今季のレギュラーツアー出場資格をかけたクオリファイをトップで通過しているが、そのとき使用されたコースが、今大会の葛城ゴルフ倶楽部だった。「たしかに、12月に4ラウンドしたコースですから、ここはダメとか狙いどころはわかっています。そういう意味では経験が生きていますね。ただ、QT(クオリファイトーナメント)のときとはグリーンの速さがまったく違うので、パッティングは今週感覚を掴みながら調整しています」。12月に比べ、トーナメント用に仕上がった硬くて速いグリーンには警戒しながらラウンドをしている。

今週、原のキャディをしている渡辺氏とはコンビを組むのがこれで4回目。「昨年のシーズン中も担いでいますから、あのころは不安定なショットが多かったけど、今週はすごく良いですよ」という渡辺氏。

その言葉を原に伝えると「本当はもっと良いショットが打てるんです。今は、去年とは違いますので、キャディさんにも見てもらいたいし、ギャラリーの方々にも見せたいんです」と訴えるように話しかけてくる。1年前の原は「やばいです。どうしよう・・・」などネガティブなコメントが多かったが、この日の原はそのころとは別人のように、自信を持って試合に挑んでいる。2008年にツアー初優勝を果たしたころのように、元気で笑顔がこぼれる原の姿が戻ってきた。(静岡県袋井市/本橋英治)

本橋英治(もとはしえいじ)
1968年4月25日生まれ、牡牛座、B型。水泳、柔道、サッカー、野球、ラグビーを経てゴルフと出会う。21歳で購入したアイアンセットにこだわり続け、現在も使用中。ゴルフの魅力に引き込まれ、99年から仕事でも関わることに。取材で全国(たまに海外)を飛び回り、各地の美味しい食事とお酒を堪能している。

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