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諸見里しのぶ、肋骨押さえて7位タイの大健闘!!

国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の大会前日行われたプロアマ戦を欠場した諸見里しのぶが、初日に1アンダーの7位タイと好スタートをきった。プロアマ戦では、今大会を主催する延田グループの社長と同組でラウンドする予定だった。「脇腹痛のため」と発表されたときには、義理堅い諸見里が、急遽キャンセルするとなると、よっぽどのことだろうと憶測が流れた。

しかし、大会初日に元気な姿で現れた諸見里は、1番のティショットも何事もないかのようにナイスショットを披露した。しかし、4番パー3のティショットを打った瞬間、諸見里の表情が一変する。おもむろに左脇を抑えて苦痛の表情を浮かべたが、ボールは見事にグリーンを捕らえた。

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18番まで無事完走した諸見里は脇腹の具合を聞かれると「たぶん大丈夫です。昨日は左第八肋軟骨(炎症)が痛くて。今日は4番で良いショットを打ったときに、ピキっときて、庇っていたら後半は右の方もピキってきて。大丈夫かなと思ったけど、痛み止めを飲んでいたので大丈夫でした」と話す。

医者からはゴルフを続けていると治りも遅くなり、疲労骨折に繋がる可能性も指摘されている。しかし、諸見里は「早い動きはしないようにしています。何かやるときには、ヨイショと声を出したりして。コルセットはしたけど、締め付けられて逆になってしまうので、カイロを貼ってラウンドしました」と、忠告を受け入れながらも、自分なりに工夫しながらラウンドを続けている。

昨年は年間5勝を挙げ、賞金ランキングで2位に入ったが、今季はまだ優勝を果たせていない。「出るからには優勝するチャンスもあると思うので、今日の感じだと自分の思った球が打てるようになってきたので、ミズノクラシックや最終戦のリコーカップも全力で行きたいと思います」。今季もこの大会を含めて残り6試合、満身創痍の諸見里が、シーズン1勝に向け戦い続ける。(編集部:本橋英治)

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