ワールドカップ日本代表は、しのぶ&桃子!
2006/11/16 18:00
まだ公式発表はされていないが、来年1月19日から21日にかけて開催される第3回ワールドカップ女子ゴルフの日本代表は、諸見里しのぶと上田桃子の2人になりそうだ。
2005年の第1回大会で、宮里藍と北田瑠衣の2人が優勝を飾ったニュースは、日本中に衝撃を与え、それ以降の女子ゴルフブームに大きく弾みをつけた。続く第2回大会は、宮里と横峯の人気コンビで、ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指したが、結果は期待とは裏腹に12位と低迷。準備不足を指摘された宮里に対するバッシングも起きた。
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ワールドカップが開催される1月という時期は、選手にとっては大切なシーズンオフだ。通常は、この時期にじっくりとトレーニングやスイングの調整などを行って、3月から始まるシーズンに備える。米ツアー2年目を迎える宮里はその時期を優先させ、今季賞金女王を獲得した大山も、目標とする米ツアー進出に向けて、自分自身の為に時間を使うことを選びそうだ。
日本代表の権利は、賞金ランキングの上位から下位に降りてくる。多くの選手がこれを辞退し、結局、諸見里と上田の2人が手を上げるという訳だ。
海外の試合で経験を積みたいという気持ちもあるだろうが、日本を代表するということは、それなりの責任とプレッシャーも背負うことになる。それも踏まえて出場を決めてくれる選手を、我々日本のゴルフファンは、尊厳を持ってサポートすべきだろう。(編集部:今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka