2024/11/21クラブ試打 三者三様
いつでも笑顔を絶やさない姉妹のような名コンビ/渡辺聖衣子プロ
気温25度を超える夏日となった「ゴルフ5レディスゴルフトーナメント」の2日目。最終組でラウンドしたのは不動裕理、魏ユンジェ、そして渡辺聖衣子の3人。渡辺が最終組でラウンドするのは2003年に今回と同じ北海道で開催された「シャトレーゼクィーンズカップ」の最終日以来となる。
「スタート前は本当に緊張しました」と言うのは、渡辺の帯同キャディを務める高橋秀与プロ。高橋は森林公園ゴルフ倶楽部(埼玉県)でレッスンプロをしているが、毎週渡辺のキャディとしてトーナメント会場に足を運んでいる。渡辺も同コースの所属ということで、4年前からコンビを組んでいる。この2人、少し体型が似ていることもあり、姉妹に間違われることあるそうだ。
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この日の最終組は3人そろってパッティングに苦しんだ。15番パー3は負の連鎖というべきか、ティショットは3人ともグリーン手前右サイドのラフの中。最初にアプローチを行った渡辺がピン手前に距離を残すと、それを見た魏はピンをオーバーさせた。3番目に打った不動は慎重にピン横に寄せたが、グリーン奥からパッティングを行った魏はボギーになってしまった。
終盤はスコアを伸ばせない精神状態から場の雰囲気も曇りがち。ところが、渡辺と高橋の2人は笑顔を絶やさず会話も止まらない。何を話しているか聞いてみると「大した話じゃないし、ご説明するような内容ではないので(笑)」。ちょっとした会話でも笑いのネタになる和やかな雰囲気を醸し出している。最終18番で短いパーパットを外し、2アンダー7位タイに後退してしまったが「精一杯がんばりました!」と明るい笑顔でクラブハウスに上がってきた。(編集部:本橋英治)
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