日傘、ドリンクは暑さ対策の必需品。暑さに負けずスコアを伸ばした古閑美保

前日に引き続き、ギラギラと太陽が照りつけて気温は33度を超えた東名CC。暑さとの戦いとなったスタンレーレディース2日目、この日ベストの67を出して27人抜きで3位にジャンプアップしたのは、熊本県出身の古閑美保だ。

まだ顔が赤く火照ったまま行われた記者会見では、「汗をあまりかかないので、熱がこもっちゃうんですよ」と話し、18番の3パットを「頭がボーっとしちゃって、距離感どころじゃなかったです」と笑った古閑。しかし、ショットが前日より良くなって、パットも決まってくれたことが、好スコアに繋がったと分析した。

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ひとしきり暑さについて話したが、「熊本とどっちが暑いですか？」という郷土愛をくすぐる質問には、ここぞとばかり身を乗り出した。「熊本は盆地なので相当暑いですよ。多分、ここより暑いですね」。話は続く。「沖縄はこんなに湿度はないじゃないですか。宮崎なんかは、もっと涼しいですよね」。諸見里、大山の地元より暑いことをさりげなく強調する。「あ、鹿児島とは一緒くらいですね」。横峯は今週欠場だ。「やっぱり熊本は日本では相当暑いと思います。あ、タイとかと比べたら別ですよ（笑）」。幸い、首位のキャンベルはオーストラリア出身だ。

ここ数試合、いい位置にいながらあと一歩のところで優勝に手が届いていない古閑だが、この強烈な暑さを味方につけて、2年ぶりの優勝を勝ち取りたい。（編集部：今岡涼太）