横峯さくらも460CCのニュードライバーを最終テスト中だ

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディストーナメント」。各選手オフシーズン中のトレーニングや、練習の成果を発揮しようと練習ラウンドに余念はない。ところが、この開幕戦を待っていたのは選手だけにあらず。今年の新製品を自社の契約プロに使用してもらい、好成績を上げてほしいメーカー各社の思惑もある。

練習ラウンドの様子を見ていると、ティショットを2本のドライバーで1球ずつ試す選手が多かった。新製品のドライバーでスペック違いを試している選手もいれば、昨年使用していたドライバーとの飛距離やコントロール性を比べている選手もいる。新しいクラブを早く使って欲しいメーカー側と、慣れ親しんだクラブで開幕戦を迎えたい選手との駆け引きのような光景を目の当たりにした。

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昨年好調だった選手ほど、その傾向は強い。クラブを変えて予選落ちが続くようなことがあっては、メーカーとしても耐えられないことだが、いつまでも以前のモデルを使用されていては、新製品の宣伝効果、そして売り上げに響いてしまう。メーカーとしては受け身の立場なので、選手の使用感などをリサーチし、微調整を加えることでアプローチしていくしかない。

昨年とまったく同じモデルで開幕戦を迎えると決めている選手もいるが、多くの選手は開幕戦の直前までドライバーからアイアンまで新機種をテストしている。いよいよ2日後に迫った今季開幕戦だが、どの選手が新しいクラブを手にし、またその結果がどうだったのかなどを調査するのも面白い。