楽しく観戦するために!ギャラリーの準備と心得
ゴールデンウィーク4連休に開催されているLPGAツアー第7戦の「サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント」は、好天にも恵まれ連日多くのギャラリーを集めている。大会3日目は気温も26度まで上昇し、初夏どころか真夏を思わせる暑さとなった。
そんな状況で起こってくるのが、ギャラリーの健康面でのトラブルだ。会場内ではドリンクの販売も行っているが、主にはクラブハウス前のギャラリープラザで、コース内に出てしまうと売り場を探すのに少し戸惑う。昼食用のお弁当や焼きそばなども販売しているが、コースの片隅でシートを広げてピクニック気分を味わいたい方は、お弁当や水分の持参をお勧めしたい。
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この日のような暑さの中で、水分の補給を怠ると脱水症状や熱中症などになる危険性が高い。現に今大会では、医務室に救護されるギャラリーも数名いる。炎天下を避けるために、そして予期せず打球が飛んできたときの自衛のためにも、キャップなどで頭部を守ることを心がけましょう。
ギャラリーが多くなると、出てくる問題は健康面だけではない。18番グリーン横のモニターには「迷子のお知らせ」なる表示が現れた。毎年、数名が会場内で迷子になるそうだ。最近は小さな子供連れの家族が来場するケースが多い。ちびっ子広場や、体験ゴルフなど家族で楽しめるサービスが充実してきたためで、会場を盛り上げるためにはとても有効な手段だ。しかし、迷子になると親もゴルフ観戦どころではなくなるし、子供にとってもゴルフ場が楽しいところではなくなってしまう。
さらに最近は落としものの届けも頻繁に発生している。特に多いのが携帯電話の紛失だそうだ。昨日は、ギャラリー用の簡易トイレに携帯電話を落としてしまった方がいて、数時間粘った末に、そのトイレから回収したという珍事も発生した。ゴルフトーナメントの観戦は、レジャーとして楽しめるよう、事前の準備と会場内での心得(ゴミはゴミ箱へ、写真撮影はしない、落し物はしない、係員の指示に従う、携帯電話の電源を切るなど)を守っていただきたい。