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ビシッと言えるのはさすがです!

2007/06/08 00:00

「うーん、ここで頑張って何になるんだって思っちゃうところがあるんですよね」。サントリーレディスの第2ラウンドを終えて通算18オーバー・115位タイで予選落ちとなった藤井かすみは、初日の出遅れを2日目で取り戻す事は出来なかった。

今年は腰の痛みを抱えながらのツアー参戦で、ここまで10試合に出場して予選通過がわずかに1回。通算10勝の藤井にとっては、実にさびしい成績が続いている。「腰自体は大分良くなってきているし、体に違和感があっても、結果を出す自信はあるんです。でも、ショットが良い時はパターが入らなかったりで、そうなるとテンションが下がっちゃって…」。気持ちを前面に出してプレーする藤井にとっては、その気合を出せる位置にいることが重要だ。

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そんな藤井だが、最近は自身のブログが話題になっている。内容は、ある事件をきっかけにして、トーナメントの成り立ちやプロの立場について触れたものだ。過去にはソフトボールで日本代表に選ばれた経験もある藤井にしてみれば、ソフトボールなど他の競技に比べて今の女子プロゴルフ界がどれだけ注目され、スポンサーに恵まれているか、人一倍実感として感じている。

最近は、次々に登場する若手選手の活躍で盛り上がりを見せている女子ツアーだが、若さゆえに時折配慮に欠ける行動をしてしまう選手がいるのも事実だ。そんな時、やはり藤井のように厳しい意見を言ってくれるベテラン選手は大切だ。この盛り上がりを一時的なブームで終わらせずに、もっと女子ゴルフ人気を根付かせて、より良いツアーにして行こうという気持ちは関係者全員が同じはず。苦言には喜んで耳を傾けるべきだろう。

「もっと『ヨッシャー!』みたいな位置にいたいですね」。自分のゴルフについて、当面の目標を話してくれた藤井。藤井をはじめ多くのベテラン選手には、まだまだ活躍してもらわないといけないだろう。

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka



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