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地元で初の最終組の1つ前でプレーした新崎弥生「予選通ってホッとしています」

国内女子開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」は、開催地の沖縄ではビッグイベントだ。初日の結果が沖縄新報という新聞で1面に取り上げられているのだが、大きく掲載された選手の写真は、9アンダーの記録を出した古閑美保ではなかった。

スイングした表情で一面を飾ったのは、4アンダー3位タイに入った沖縄県出身の新崎弥生。沖縄県勢で最上位に入ったので、取り上げられるのは当然だが、一面に出たことは本人もびっくり。そのプレッシャーではないと思うが、2日目はスコアを崩し通算イーブンパーの39位タイまで後退してしまった。

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新崎は2002年にプロテストに合格した。05年にステップアップツアーの「GDOレディースカップ」に優勝したが、レギュラーツアーでは優勝はもちろん、シード権もつかめていなかった。それでも年々賞金ランキングは上がり、昨年のクオリファイでは24位。今季はほとんどの試合に出場できることになった。

このオフシーズンは、今季に向けての体力づくりとコース攻略、メンタル面も含め、師匠の鈴木規夫氏がいる大分でトレーニングを積んだ。「先生からはいろいろなことを教わっています。特に今年1年戦う上での精神的な面など分からないことだらけだったので、本当にありがたく思っています」。

その成果がいきなり発揮されたのか、スコアは崩しながらも予選は通過した。「この大会は地元なので推薦をいただいたりして、5回目の出場なのですが、実は今回が初の予選通過なのです。初日の好スコアや、今日の内容よりもまず予選を通過できたことが嬉しいです」。開幕初戦で決勝ラウンドまで進んだ新崎。長いシーズンを戦い抜き、初めてのシード権獲得を狙う。(編集部:本橋英治)



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