ソックス選びの正攻法
FASHION
2008/08/15 18:44
「選手って輝いて見えますね!」初キャディの感想を楽しそうに振り返った森桜子。一度キャディをしてみたかったという森は、今年の「廣済堂レディス」で東北高校の先輩・原江里菜のキャディをやる予定だったが、プロテスト前ということで母親に反対され、あえなく断念。悔し涙を流したという。
だが今週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、同じく東北高校の先輩・有村智恵のキャディの都合がつかなくなり、突然そのチャンスが巡ってきた。「やりたいと思っていれば、いつか叶うんですね!」という森。今年のプロテストに合格した森にしてみれば、プロの試合でキャディをやるチャンスは、ほとんど残されていなかったが、今年の日本女子アマを残り3ホールで逆転して制したように、土壇場で無類の勝負強さを発揮した。
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「私がキャディをすれば、少なくとも上位にいけるし、優勝も出来るような気がしていた」という森だが、その言葉はまんざら口だけでもないようだ。有村は、「めっちゃ、いいですよ。ゴルフをやらせておくのがもったいないくらい」と森キャディを絶賛。「プレーヤーとしてやって欲しいことをやっている」という森の、選手心理に立った気遣いが利いているようだ。
もちろん、プロのプレーを間近で見て学ぶことも多い。「有村先輩は、基本的にはピンを狙う攻めのゴルフ。私は安全に攻めようとするタイプだけど、もっとピンを狙ってもいいのかな」と、まもなくデビューするレギュラーツアーでの戦いも視野に入れている。「プロテストのようなゴルフをしていては、絶対ここで通用しないので…」と今は課題を抱えている森だが、この試合で何らかのきっかけを掴めるかも知れない。(編集部:今岡涼太)
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka