最終戦まで全試合フル参戦を果たした選手達
2008/11/28 18:50
いよいよ最終戦となった国内女子ツアー。今年は3月の「ダイキンオーキッドレディス」から37試合が開催されたが、その全37試合にフル出場したのは、原江里菜、若林舞衣子、飯島茜の3選手だ。
途中、海外メジャーがあったり、出場資格の厳しい試合があったりと、全試合に出場するのはなかなか簡単なことではない。それを乗り越え、シーズン当初からの予定通り全試合出場を達成した若林は、「楽しかったです!」と満足そうに振り返った。
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「シーズン後半は、ちょっとショットがぶれたりするのが目立ったけど、それは来年の課題ですね。シーズオフはトレーナーさんに教えて貰って、きっちりトレーニングをしたいです。トレーナーさんはまだ決まってないですけど(笑)」という若林は、来季も同じように出来る限りの試合に出場するつもりだという。
3選手中、賞金ランキングで一番上にいる原は、「この試合をいい成績で終わったら、達成感があると思います」と、まだまだ手綱を緩めていない。「8月に照準を合わせていたので、(NEC軽井沢72で優勝)それは良い収穫でした。でも、後半戦はグダグダになったので、来年は7~8月と、10~11月の2回ピークを持ってこられるようにしたいです」と、年間を通してより高いレベルのパフォーマンスを維持するのが目標だという。その為に「休みを入れたりして、フル出場とは違う方向になると思います」と、来年は参戦スタイルを変える予定だ。
ちなみに、LPGAの最多連続出場試合数の記録は、今堀りつが足掛け14年に渡って続けた482試合という大記録。これには、若林も「めっちゃ遠いですね」と苦笑するしかなかった。(編集部:今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka