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男女同時開催「ヴィックオープン」は賞金も”男女平等”

2019/02/08 08:05

◇欧州男子◇ISPS HANDA ヴィックオープン◇13th ビーチGC(オーストラリア)◇ビーチコース(6796yd/パー72)/クリークコース(6940yd/パー72)

欧州ツアーの男子選手や米国ツアーの女子選手らが同じ会場で試合を行う「ヴィックオープン」。今季から両ツアーの日程に入った新規大会(※)は男女の組が交互にティオフする形式もさることながら、男女の賞金総額がそれぞれ110万ドル(約1億2000万円)で同額ということも注目されている。

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大坂なおみ選手が優勝した全豪オープンをはじめ、テニスの4大大会(グランドスラム)は男女の優勝賞金が同額だ。一方、ゴルフのメジャー大会を昨年実績で単純に比較すると、年間4試合の男子よりも、年間5試合の女子の方が優勝賞金は507万5000ドル(約5億5700万円)少ない。

今大会の主催者は開催目的を「男女平等を一つのテーマにした」と述べる。男女が同じ会場で試合をするため、「距離に気をつけた」。女子選手用の前方ティは設けられているが、使用する2コースの総距離(ビーチコース:男子6796yd、女子6497yd=男女差299yd、クリークコース:男子6940yd、女子6573yd=男女差367yd)は男子にとっては短く、女子には長いセッティングになる。

2014年に2週連続でパインハーストNo.2で開催された「全米オープン」、「全米女子オープン」の総距離の差が約900ydあったことを例に挙げ、「距離という部分でも男女に大きな差が出ないように気をつけた。差が出ないことで、賞金を同額にできると思った」と強調した。

2006年「全米オープン」覇者のジェフ・オギルビー(オーストラリア)は「今大会の賞金同額は良いことだ。男子が呼べるファンもいるし、女子が呼ぶギャラリーもいる。盛り上がるという意味では、どちらにとっても助けになるはず」と述べた。(オーストラリア・バーウォンヘッズ/林洋平)

(※)昨年までは今年と同様のフォーマットで、オーストラリア男子ツアーと女子ツアーが合同で開催していた。

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2019年 ISPS HANDA ヴィックオープン



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