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2週間の“中東待機”から豪州へ 川村昌弘「ずっとゴルフがしたかった」

◇欧州男子◇ISPS HANDA ヴィックオープン 事前(6日)◇13th ビーチGC(オーストラリア)◇ビーチコース(6796yd/パー72)/クリークコース(6940yd/パー72)

欧州とオーストラリアとの共催大会で、欧州ツアーメンバーの川村昌弘は約2カ月ぶりに主戦場の試合に出場する。中東開催だった前週は待機選手として出場機会をうかがったが、プレーできずに終わり「久しぶりに(試合が)できる」。開幕前日の6日(水)に最終調整した。

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前回出場した国内ツアーの今季初戦「SMBCシンガポールオープン」を1月20日に終えると、中東・アラブ首長国連邦(UAE)に飛んだ。世界ランク上位者も出場する翌週の「サウジインターナショナル」でウェイティングに入ったため、「(サウジアラビアの)ビザをとるのにツアーの承認が必要だった。会場に行くしかなかった。その間は全然ゴルフができなくて…」とドバイで約1週間を過ごした。

その翌週、世界40カ国以上を巡ってきた25歳の旅人ゴルファーでも初というサウジアラビアに向かった。「初めてだったから行ったのもありますよね」と笑い、「開催されたところがゴルフをやるために作られた感じだった。だから、あんまり何かをしたわけではなかったかな」。初日のティオフまで現地で待ち続けたが、結局出場機会は降りてこなかった。

昨年、欧州ツアーの予選会を通過したが、出場機会の限られる今季は4試合の出場でポイントレース62位につけている。次週の「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」までオーストラリアでの2連戦は出場が確定している。「ずっとゴルフがしたかったんですよ。やっと思いっきりできます」。本職で本領を発揮したい。(オーストラリア・バーウォンヘッズ/林洋平)

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2019年 ISPS HANDA ヴィックオープン



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