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踏みとどまった! 松山英樹はダボ直後に2連続バーディ

◇欧州男子◇アバディーンスタンダードインベストメント スコットランドオープン 初日(12日)◇ガレインGC(スコットランド)◇7133yd(パー70)

大会初出場の松山英樹は6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「68」で回り、2アンダーの45位タイで滑り出した。中盤にショットが曲がって慌ただしくなったが、終盤16番(パー5)から2連続バーディ。次週のメジャー第3戦「全英オープン」(スコットランド・カーヌスティ)の前哨戦で出遅れを免れた。

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新しい1W、新しいパター。さらにUT(2I)も新調して臨んだスコットランドでの戦い。松山は前半4番から、1Wで1オンに成功した6番まで3連続バーディを奪った。「2番で短い(バーディ)パットを外しても、その後にミドルパット、ショートパットも決められた。9番も(バーディを)獲れたので、良い感じでプレーできていた」と4アンダーで終えたアウトコースは上々の出来。しかし、後半に入ると突然スコアを崩した。

第1打を右のラフに曲げた10番は、2打目がグリーン手前の傾斜で左のバンカーに吸い込まれてボギー。13番で2つ目をたたいた。ショットが右に流れるシーンが多く、チャンスを演出できない。

痛恨だったのは15番。UTでのティショットを右サイドに打ち込むと、背の高いラフの根元から6Iを振りちぎった2打目は15ydほどしか飛ばず、さらに右へ。「(周囲はフェアウェイに)出すよね…みたいな雰囲気だったのですけど、(自分では)行けると思ったら失敗しました」。状況はさらに悪くなり、ここでアンプレヤブルを宣言。5オン1パットのダブルボギーで、スタート前のスコアに戻った。

最後は意地と、試行錯誤が実ってアンダーパーにまとめてみせた。相次ぐショットミスについて、「(原因として)心当たりがあるものを一つひとつ、つぶしていこうと思っていた」とホールを進めながら懸命に修正。16番(パー5)では、残り145ydの第3打がピン横3mを捕らえて「あれから良くなった」と感触をつかむと、続く17番(パー3)は6Iでピン手前5mにつけて2連続バーディとした。

この日は青空が広がる時間帯もあり、雨もなく、穏やかな気候に包まれた。その中で出入りの激しい展開を経て、最終18番で見せた会心の1Wショットを「(あしたに)つながります」と言えた。「でも、その良いショットを打てた原因が何なのか。(いま)気にしていることだけとは思わない。練習で気づけたらいいと思う。練習したいと思います」。首位とは5打差に踏みとどまり、浮つくことなく2日目のティオフをにらんだ。(スコットランド・ガレイン/桂川洋一)

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