アルプス山脈の麓、スイスで最も美しいクラン・スール・シエレで開催される「オメガ欧州マスターズ」。その美しさに魅せられ、今年は7人のメジャーチャンピオンが参加することになった。全英チャンピオンのアーニー・エルスは2年連続出場、昨年度全米オープンチャンピオンのレティーフ・グーセン、そして6度メジャーを制したニック・ファルドも参戦する。

2年前の優勝と合わせて、この大会で2勝しているアルゼンチンのエドアルド・ロメロにインタビューした。

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エドアルド・ロメロ
「このコースでアルゼンチンの選手が3度も優勝している事から、まるで母国での大会のような気持ちになる。それにこのコースはアルゼンチンのコースに似ている。だから我々が強いのかもしれない」

昨年は、ロメロと同じアルゼンチンのリカルド・ゴンザレスが優勝。初日から首位をキープしたままの完全優勝で、欧州ツアー初勝利を飾った。

リカルド・ゴンザレス
「キャリアで最高の出来事だった。欧州ツアーでの初勝利だったし、その後の僕のプレーに大きな自信を与えてくれた」

参戦選手の中でもうひとり注目なのが、先週の優勝者トーマス・ビヨーン。ライダーカップを目前にやっと調子が出てきた。

トーマス・ビヨーン
「自分がやっと好調になったので、キャプテンのサム・トーランスは肩の荷が少し軽くなったんだじゃないかな？優勝できたことで自分のプレーに自信を取り戻したし、安心してプレーに集中できる。この調子を維持していけば、ライダーカップへの準備は万端だ」

＊「オメガ欧州マスターズ」は初日から最終日まで「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定