最終日はパープルをメインにしたジョエル。ニッカボッカーズとフラットキャップ、新旧一体が新しいのだ

見よ（左写真）ジョエル・ショーホルムのファッションを！ ハッサンII ゴルフトロフィーに参戦中のジョエル・ショーホルムに筆者は釘付けになった。現在27歳のジョエルは、生まれは南米チリだが、生後3ヶ月でスウェーデンに家族で移住。ジョージア大学で4年間ゴルフに没頭し、2008年にプロ転向し、現在欧州ツアーで活躍中だ。今大会でもトータル7アンダーと健闘した。

プレーはもちろんだが、何よりも目をひくのはジョエルのファッションだ。トラデショナルなニッカボッカーズに、ハイソックス、そしてリッキー・ファウラーも愛用しているフラットなつばのキャップをかぶり、キャップと同色のシューズをはいている。キャップはフラットキャップの本家本元、ニューエラ、しかもメジャーリーグのフラットキャップを愛用しているところがいいではないか！

＜＜　下に続く　＞＞

伝統的なパンツに、現代のフラットキャップをわせる、この“新旧一体型”のファッションは、非常に新しいファッションだ！ あの古くさいニッカボッカーズに、フラットキャップを合わせるなんて、誰もいままで考えつかなかった。

ジョエルの体型は、お世辞にもスマートな体型ではない。が、しかし、そんなことはもうどうでもいい。いままでに無かった、誰もチャレンジしなかった新しいファッションスタイルをジョエルが見せてくれているのだから。むしろ、あのくらい貫禄がないと、あのオシャレは成立しないのかもしれない。この「ジョエルスタイル」。ニューエラのフラットキャップとニッカボッカーズを手に入れれば、日本人でもすぐに真似ができる。できれば、キャップと同色のハイソックスとシューズを合わせてほしい。いや、そうしないとジョエルスタイルにはならないので、やっぱりカラーはそろえるべきだ。

メタボ体型のゴルファーの皆さん。ぜひジョエル・ショーホルムにご注目いただき、ジョエルスタイルをぜひ真似してみてほしい。オシャレは先取りしてなんぼ。日本でこのジョエルスタイルが流行してしまう前に、いち早く取り入れみてはいかが。