2002年 ジャスティン・ローズ初優勝

PGAツアーでの初タイトルは2010年「ザ・メモリアルトーナメント」。ジャスティン・ローズは大会ホストのジャック・ニクラスとメモリアルな一枚（Scott Halleran /Getty Images）

欧州ツアー「アルフレッドダンヒル選手権」でジャスティン・ローズ（イングランド）がプロ初優勝を飾った。

前年大会は同じ1980年生まれのアダム・スコット（オーストラリア）に1打及ばず惜敗していた。4打差4位タイから出た最終日に8バーディ、1ボギーの「65」で鮮やかに逆転。レティーフ・グーセン、アーニー・エルスといった地元・南アフリカの強豪を抑えて頂点に立った。

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生まれ故郷のヨハネスブルグでつかんだ初タイトル。5歳のときに英国へ移住し、17歳でアマチュアとして出場した1998年「全英オープン」で4位となった直後にプロ転向。将来を嘱望されながら、いきなり21試合連続予選落ちの屈辱も味わった。

この2002年は招待選手として参戦した日本ツアー「中日クラウンズ」も当時の大会最年少記録となる21歳9カ月で制覇。同年9月に父・ケンさんの悲報に接するも、トータル4勝を挙げてトップ選手への階段を上った。

PGAツアーにも活躍の場を広げ、2013年には「全米オープン」でメジャー初優勝。112年ぶりにゴルフが五輪競技として復活した16年のリオデジャネイロ五輪では金メダルを獲得した。

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