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取り戻し、強くなったウィレットの自信

自信を取り脅したウィレットは世界の檜舞台への勢いを加速している(Getty Images) ※撮影は2015年「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」

今週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」を前に、ダニー・ウィレットは自信に満ちあふれている。

イングランド出身のウィレットは、セントアンドリュースでの「全英オープン」で6位に入ると、「オメガヨーロピアンマスターズ」では2015年シーズンのヨーロピアンツアー2勝目を挙げるなど、7月の堂々たる成績により、公式世界ゴルフランキングを自身最高の24位にまで押し上げた。

今季これまで2度開催されてきた世界ゴルフ選手権でも、「WGCキャデラック選手権」では12位、「WGCキャデラックマッチプレー」では3位と見事な成績を残している。好調の波を持続させ、今一度米国の地で力強いパフォーマンスを示したいところだ。

「レース・トゥ・ドバイ」で首位に立つ目下負傷中のロリー・マキロイ(北アイルランド)を視野に入れた同2位のウィレットは、ファイヤーストーンCCでトップ4入りを果たせば、今大会を欠場するマキロイを首位の座から陥落させることも可能である。

そして来週に2015年最後のメジャーである「全米プロゴルフ選手権」を控えた今、かつて「ウォーカーカップ」でマキロイと共に戦ったウィレットは、ゴルフのエリート選手のなかで萌芽した自身の名声を更に高めることを楽しみにしている。

「これら『WGC』は僕にとって次なるステップなんだ」とウィレット。「米国へ渡ってこれらの大会へ出場し、ここで自分の力量を試し、どれくらいやれるか確かめるのは素晴らしいことだね。こういう大会に参加しパフォーマンスを発揮し始めなければいけないね。欧州と米国の両方で成功を収めた選手を見れば分かるよね。ロリー(マキロイ)、リー(ウェストウッド)、それにジャスティン(ローズ)。彼らは大西洋の両側で好成績を残してきたんだ」。

「今年はすでに2つの『WGC』の大会で良いプレーをしているから、今週も良いプレーができればいいね」。

2012年の「BMWインターナショナル・オープン」でツアー初優勝を飾り、一躍名声を高めた矢先の13年に背中の負傷からスランプ入り。ようやく不振から解き放たれたかつての世界アマチュアナンバーワンは今、これまでにない破竹の勢いを見せている。

2015年シーズンを高額の「ネッドバンクゴルフチャレンジ」での勝利でスタートさせた27歳のウィレットは、ここまで後ろを振り返ることなく一気に突き進んできた。3日目を2位で迎えた先月の「全英オープン」では、最終的に6位に入り、これまで出場した4大メジャーで最高のパフォーマンスを示した。

勢いそのままに臨んだ翌週のスイスでは、ウィレットは同じくシェフィールド出身のマット・フィッツパトリックを退け「オメガヨーロピアンマスターズ」を制覇。これにより彼の自信はかつてない高まりを見せるなかで、ウィレットはオハイオ州アクロン入りしている。

「今年はとても調子が良いんだ」とウィレット。「2年ほど前に妨げとなった怪我も落ち着いたし、トレーニングと練習さえ積めれば、僕もそれなりのことが成し遂げられることが証明できたからね。日々の努力が報われるのを目にするのは僕にとって良いことだから」。

「『全英』では良いプレーができ、良い精神状態のままスイスへ行くことができた。僕の両親はこれまでスイスに行ったことがなかったから、家族と連れ立って良い1週間を送ることができた。僕はこれまで常にスイスではエンジョイしてきたんだ。今回で7年連続の出場だったんだよ。あれは素晴らしい大会だからヨーロピアンツアーには必要な大会だと思う。そこで優勝できたんだから、さらに特別な大会となったね」。

確かに、ウィレットが「WGCブリヂストンインビテーショナル」に出場したのはデビュー戦となった3年前の一度きりかもしれないが、“山の王”は勢いと自信の両方を引っさげて今週の大会へ臨むことになる。


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