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2018年 BMWインターナショナルオープン
期間:06/21〜06/24 場所:ゴルフクラブ・グートラーヘンホフ(ドイツ)

ジャック・ニクラスの設計コースで注目の3人

2018/06/20 08:28

今週開催の「BMWインターナショナルオープン」の舞台となるドイツ・プルハイムにあるゴルフクラブ・グートラーヘンホフ。このジャック・ニクラス設計の18ホールは力ではなく、知性と精度に重きがおかれるコースである。また、フィールドには、先週の「全米オープン」を戦った選手が多く含まれており、トミー・フリートウッドセルヒオ・ガルシア、そしてマルティン・カイマーらもその一人である。

コースは、とてもタイトなフェアウェイで硬く、そして速くなっているので、今週は特にティショットの精度が鍵を握ることになる。ゴルフクラブ・グートラーヘンホフはフラットで木々が立ち並び、半分のホールでウォーターハザードが絡むため、先週のシネコック・ヒルズGCとは対照的なコースである。それらを踏まえた上で、データの達人は次の3人を注目選手に上げた。

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本命: トミー・フリートウッド
先週2位に入ったばかりであり、特に最終日に「全米オープン」史上最小スコアタイとなる「63」をマークしているだけに、トミー・フリートウッドは自信を漲らせて今大会に臨むことになる。2017年の「レース・トゥ・ドバイ」王者のステータスを掘り下げてみると、なぜ彼がここのところメジャーで優勝争いをしているのかが驚きではなくなる。イングランドのフリートウッドは今季32ラウンドの平均ストロークを「68.88」としており、パーオン率は77.2%で2位にランクイン。彼は昨年この大会で、優勝したアンドレス・ロメロと6打差の6位タイに入っているが、メジャーの1週間で彼が得た自信の程を考えると、今週、フリートウッドのことを見てみぬ振りをするのは困難である。

対抗: アンディ・サリバン
アンディ・サリバンは直近の4大会で3度のトップ10入りを果たしており、平均ストロークは「69.32」と、今週のフィールド平均ストロークより1.72少ない。ゲートレーヘンホフGC での成功には、ティショットの精度が大きな鍵を握っており、今季、ティショットのストローク・ゲインドでトップ10に入っているイングランドのサリバンに対し、ティショットの精度でアドバンテージを得られる選手はほとんどいない。更に「ライダーカップ」が近づいていることもあり、今週を自動選出枠に入ってキャプテンのトーマス・ビヨーンの目に留まるための跳躍台としたいところだ。

穴: トーマス・デトリー
ヨーロピアンツアーでのデビューシーズンとなった2017年に印象的な活躍をしたトーマス・デトリーは、ヨーロピアンツアー初優勝を目指して今大会に臨む。昨年の大会でリチャード・ブランドセルヒオ・ガルシアと並ぶ2位タイに入ったベルギーのデトリーは、静かなる自信を胸に今週を迎える。昨年、ここでの初日に「65」、そして最終日に「66」をマークしたデトリーは、首位と1打差の通算16アンダーで4日間を終えた。「BWMインターナショナルオープン」での「68」という平均スコア、ドイツでのゴルフに対するポジティブな記憶、そして今季5回のトップ25入りという事実を鑑みると、今週は25歳のスターが自身のキャリアを完全に新しいレベルに持ち上げる絶好の機会と言えそうだ。

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