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月曜決着へシャルマが南アフリカでの栄光に一歩前進

2017年最後のヨーロピアンツアーイベントである「ヨハネスブルグオープン」は、ランドパークGCが嵐に見舞われたため、4打差の首位に立つシャハンカー・シャルマは大会5日目となる月曜に優勝を目指すこととなった。

5打差の首位で最終ラウンドを出たインドのシャルマは7ホールを終え、2バーディを奪って通算22アンダー。南アフリカのエリック・ファンロイエンが8ホールで4つスコアを伸ばしたため、リードは4打差に縮まった。

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プレーは現地午後1時にサスペンデッドとなり、この時点で危なげなく8番グリーンをとらえていたシャルマに対し、ファンロイエンは9番で見事なショットをピンにからめ、タップインできそうな位置でこの日のプレーを切り上げた。

一帯は雷警報が出た直後にひょうを伴う豪雨の嵐へと変わり、その後、規定の時間内にプレーを終わらせるべく、懸命の努力は続けられたものの、選手たちは最終ラウンドを終えるため、月曜朝の7時半にファイアソーンコースへと戻ることとなった。

通算14アンダーにはイングランドのジェームス・モリソンとフィンランドのタピオ・パルカネントがつけており、3位タイ以下の後続にとって優勝は難しくなったが、来年カーヌスティGLで開催される「全英オープン」の出場権が得られるトップ3入りを懸けた争いは益々白熱した展開となっている。

通算13アンダーにはイングランドのマーカス・アーミテージ、スウェーデンのクリストファー・ブロムストラント、南アフリカのショーン・ノリスがつけており、それを1打差でディーン・バームスターが追っている。
インドプロゴルフツアーでは5勝を挙げているシャルマだが、2週間前の「UBS香港オープン」で見事トップ10入りを果たした彼が今大会で優勝すれば、ヨーロピアンツアーでの大躍進となる。

「明日も普段通りやる」とシャルマ。「この4日間続けてきたことと同じことをやるだけだよ」。

「いら立っているわけではないけれど、波に乗ったときは途中でやめたくないものだからね。7番ホールで雲が見えて、プレーを終えられるよう祈っていたのだけど、駄目だった。良いプレーができているので、これを継続したいね」

「今日のフライトのチケットはキャンセルしなければならなかったけれど、今の自分の順位を考えれば楽な決断だった」

最終の2組全員が1番をパーとすると、続く2番はバーディの狙えるパー5であり、後続の選手にとってはこの日初めてシャルマとの差を詰めるチャンスホールとなった。

アーミテージ、パルカネント、ファンロイエンがここでバーディを逃すと、最終組のシャルマがバーディを奪ってリードを6打に広げた。

3番では2打目をピンそば1.8メートルにつけたファンロイエンが2位タイに浮上すると、パルカネントも同ホールでバーディ奪って通算14アンダーとした。

続く4番ではパルカネントがボギーをたたいたが、ファンロイエンは2連続バーディを奪って通算16アンダーとし、アーミテージもバーディを奪ってスコアを伸ばした。

昨季チャレンジツアーで年間3位に入ったファンロイエンは、すばらしいティショットを放ったパー3の5番でもバーディを奪い、首位との差を4ストロークに縮めた。

パルカネントも同じく5番でバーディを奪うも、アーミテージは同ホールをボギーとして後退。一方、最終組は全員4番をパーとした。

5番ではブロムストラントもボギーを叩き、この時点で2位のファンロイエンと3位以下との差が3ストロークとなったため、優勝争いはシャルマとファンロイエンの一騎打ちとなった。

その構図は、6番でシャルマが3.6メートルのバーディパットを決めて5打差のリードを取り戻したのに対し、すかさずファンロイエンが7番でモンスター級のバーディパットをねじ込んでプレッシャーをかけ続けたことで一層明瞭になった。

ブロムストラントは7番でもボギーをたたいたことで、優勝争いからは脱落したが、「33」でハーフターンしたノリスが通算13アンダーにつけており、「全英オープン」行きを懸けた争いには身を置いている。

8位には15ホールで5つスコアを伸ばしたバームスターがつけており、その1打後方にはオリバー・ベッカーマーク・フォスター、ヨアキム・B・ハンセン、ロス・マッゴーワン、ビクトル・ペレス、そしてポール・ピーターソンがつけている。

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2017年 ヨハネスブルグオープン



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