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2017年 ハッサンIIトロフィー
期間:04/13〜04/16 場所:ロイヤルゴルフ ダール・エス・サラム(モロッコ)

3打差以内に52人!モロッコのリーダーボードは大混戦

「ハッサンIIトロフィー」は初日を終え、ロイヤルゴルフ ダール・エス・サラムが厳しいコンディションとなる中、4人が首位に並ぶ展開となった。

初日を3アンダーの「70」でラウンドしたデンマークのルーカス・ビェルレガードグレゴリー・アブレガリー・スタールのフランス人コンビ、そしてイングランドのジェームス・モリソンが1打差の首位タイに立っているが、リーダーボードは首位から3打差以内に52選手がひしめく混戦模様となっている。

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2アンダーにはグレゴリー・ボーディクレメント・ソルデアレクサンダー・レビトレバー・フィッシャーJr、ディラン・フリッテル、ヤコ・バンザイルエドアルド・モリナリペレ・エドバーグ、そしてマックス・オリンがつけている。

10番スタートのスタールは、12番、13番、そして18番でバーディを奪って「34」でハーフターンすると、1番でもバーディを奪って単独首位に躍り出た。

その後、2番でボギーを叩いたスタールは、パー5の8番で見事なチップショットからバーディを奪って再び単独首位に立つも、最終ホールでボギーを叩いて一歩後退した。

同様にバックナインからのスタートとなった同胞のアブレは、11番、12番、15番、そして18番でバーディを奪いながらも、14番と16番でボギーを叩く出入りの激しい前半となった。後半に入り、4番でバーディを奪ったハブレは、首位タイの仲間入りを果たした。

上々のシーズン序盤を送るモリソンは、好調を持続させ、「70」で初日をラウンド。

今季は6大会に出場し、トップ25に5回入っているイングランドのモリソンは、10番から出ると、スタートホールに続き、12番、15番、そして18番でバーディを奪い、16番でボギーを叩いて前半を「34」とした。バックナインに入り、モリソンは5番でバーディを奪って単独首位に出るも、続く6番でボギーを叩いて後退した。

「プレーするには素晴らしい、きちんとした良いゴルフコースだね。しっかり自分の良いゴルフをして、真っ直ぐ打たなければならないし、トラブルに陥った際も上手く対処しなければならない。きょうは色々な良いプレーがミックスされていたね。しかるべきときに正しいショットが打てたし、スクランブルも上手くいった」とモリソン。

「今は自分のゴルフをエンジョイしている。しっかり練習を積んでいるし、その成果が全て出ている。良いプレーができているし、賢く考えることができているから、これを続けていきたいね」

「僕にとって今年はツアー8年目だけど、僕はまだ毎週エンジョイしているんだ」

9大会で5度のトップ10と、好調のまま2015年シーズンを終えたビェルレガードだったが、2016年のトップ10入りはわずか1回に留まった。それでも、25歳の彼は復調の兆しを見せている。

3バーディ、2ボギーの「35」でハーフターンしたビェルレガードは、1アンダーで迎えた12番でイーグルパットをねじ込んで単独首位に躍り出た。その後、2ホールでボギーを叩いた彼は、15番でバーディを奪い、首位タイの一角に滑り込んだ。

「今日は良いプレーができたし、前向きな点がたくさんあった。もちろん5週間ぶりの復帰には少し難しいところがあるし、自分のゴルフの状態がどうなのか、しっかり把握できていなかったからね」とビェルレガード。

「ホームでは良い感じでプレーできていたけれど、ここへ来ると少し違う感じになるから、きょうは様子を見ることができてとても良かった」

「4つの悪いショットが高くついたし、18番で短いバーディパットを外したのはもちろん痛かったけれど、ポジティブな点がたくさんあった。ここまで良いプレーができたのは随分と久しぶりだったので、とても良かったよ」

フランスのレビはヨーロピアンツアー随一のエンターテイナーのひとりであり、この日イーブンパーで7番ティに立った彼はそこから拍手喝采のフィニッシュで「71」のラウンドを締めくくった。ヨーロピアンツアー3勝のレビーは7番でバーディを奪うと、8番では3打目を直接ねじ込み、イーグルでホールアウト。しかし、最終ホールでは3パットのボギーを喫した。

同胞のボーディも首位タイで最終ホールを迎えるも、9番を3パットのボギーとして一歩後退した。一方、同じくフランスのソルデはバーディフィニッシュとした。

10番でイーグルを奪った南アフリカのフリッテルは12番でバーディを奪って4アンダーの単独首位に立つも、16番と17番でボギーを叩いて後退した。

ボギーフリーだったイングランドのオリンは12番と15番でバーディを奪ってスコアを伸ばし、一方、スウェーデンのエドバーグと、南アフリカのバンザイルはともに、ボギーをひとつに抑え上々の出だしとなった。

もう一人の南アフリカ人、フィッシャーJrは5バーディ、3ボギーの「71」で初日をラウンドした。

イタリアのモリナリはノーボギーのゴルフを展開し、上がり2ホールの8番と9番で連続バーディを奪った。

1アンダーグループには、アレハンドロ・カニサレスミッコ・イロネンパブロ・ララサバルマッテオ・マナッセロ、そしてロバート・ロックら21人がつけている。

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