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体格差をなくしたらどうなる? 飛ばし屋ランキング

2016/12/21 12:00

ゴルフ界の飛ばし屋について思いを巡らすと、大抵の場合、大男やアスリート系の男たちが脳裏をよぎるのは仕方のないことである。

背が高くて力強く、筋骨隆々で持てるパワーとスピードの限りを尽くしてぶっ飛ばす男たちだ。人々は恐らくニコラス・コルサーツヘンリック・ステンソントーマス・ピータース、そしてルーカス・ビェルレガードなどという選手を思い浮かべることだろう。

しかし、もし体重やサイズの差をなくし、フィールド全体の体格を均等化した場合、どうなるのだろうか?

というわけで、今回はパウンド・フォー・パウンド(体重差をなくした比較方法)の飛ばし屋ランキングを作成し、体格のアドバンテージを抜きにすると誰が飛ばしているのかを見てみようと思う。

算出方法は至ってシンプル。欧州ツアーの選手全員を対象に、彼らの2016年シーズンの平均飛距離を彼らの体重(キログラム)で割り、体重1キロあたりのヤード数をスコアとして割り出したのである。

ロリーは上位に来るはずだ、と誰もが思うだろう。ところが、パウンド・フォー・パウンドのランキングとなると、メジャー4勝の彼は欧州ツアーで17位に甘んじるのである。こうなると、余計に興味をそそられるのではなかろうか?

では、ここにトップ5を降順に紹介しよう。

■5位:マシュー・フィッツパトリック

2016年の平均飛距離:282.9ヤード
体重:65kg
パウンド・フォー・パウンド: 4.35ヤード/キログラム

身長175センチで体重65キロのマシュー・フィッツパトリックのことは、今さら改めて紹介する必要もないだろう。萌芽期ともいえる欧州ツアーのキャリアにおいて、すでに3勝を挙げている22歳のイングランド人選手は、ジュメイラゴルフエステーツの18番ホールで、しびれる1.8mのパットを沈め、2016年シーズン最終戦の「DPワールドツアー選手権」を制覇し、今一度、彼が世界のゴルフにおける若手注目株の一人であることを証明した。細身の体ながら、昨年はジム通いに精を出した甲斐もあり、優勝したドバイでは平均飛距離で16位に入っている。2017年も彼がこのままドライバーの飛距離を伸ばしたとしても、なんら不思議ではない。

■4位:ジョン・パリー

2016年の平均飛距離: 282.2ヤード
体重: 64kg
パウンド・フォー・パウンド:4.41ヤード/キログラム

パウンド・フォー・パウンドのトップ5で2人目のイングランド人選手となったジョン・パリーは、2016年シーズンの欧州ツアーで大いに苦しみ、「レース・トゥ・ドバイ」を180位で終えると、PGAカタルーニャで開催されたQスクール最終戦への出場を余儀なくされた。同じ試合で数年前に優勝しているパリーは、スペインで9位に入り、7度目となる欧州ツアーのシード権を手にした。172センチ、64キロと小柄なパリーもまた、大男たちについていくべく、ジムで精力的にトレーニングを行っており、今年は使用するクラブのメーカーを変更している。「各クラブで飛躍的に飛距離が伸びたんだ」と述べたパリーは、「コースではこれまでと違う位置からプレーすることに慣れてきたんだ」と加えた。

■3位:ヨアキム・ラガーグレン

2016年の平均飛距離: 291.7ヤード
体重: 65kg
パウンド・フォー・パウンド:4.49ヤード/キログラム

彼の存在こそが、この企画を生んだのである。今年、我々は幾度となくヨアキム・ラガーグレンが欧州ツアーの練習レンジやフェアウェイでドライバーをはるか遠くまでかっ飛ばすところを目撃し、その度に「パウンド・フォー・パウンドでやったら、あいつは来るよな」と思ってきたのである。果たして結果はその通り。この細身なスウェーデン人選手は3位に入ったのである。178センチ、65キロと決して体格に恵まれていないながら、ラガーグレンの平均飛距離は290ヤードを超え、2016年シーズンはその飛距離を武器に「レース・トゥ・ドバイ」で45位に入り、これまでの自己ベストの2倍以上となる817,857ユーロを1シーズンで稼ぎ出したのである。

■2位:ブランドン・ストーン

2016年の平均飛距離: 297.1ヤード
体重: 65kg
パウンド・フォー・パウンド:4.57ヤード/キログラム

2015年にチャレンジツアーからの昇格を果たすと、「BMW南アフリカオープン」、そして「アルフレッド・ダンヒル選手権」で優勝を飾り、2016年の欧州ツアーの最初と最後の試合で勝利したブランドン・ストーンは、欧州ツアーの初年度で目覚ましい活躍を見せた。65キロながら180センチと、トップ5のなかでは最も長身なプレトリア出身の23歳は、今年平均で300ヤード近く飛ばし、平均飛距離の総合ランキングで24位に入り、「レース・トゥ・ドバイ」では今後に期待を持たせる50位に入った。彼の父親のケビンはサンシャインツアーのベテランプロであるとともに、ナショナルチームのコーチでもあるので、彼の相当なスウィングスピードの背景には、エキスパートによる教えがあったことは間違いない。

■1位:ジェイビー・クルーガー

2016年の平均飛距離: 293.3ヤード
体重: 63kg
パウンド・フォー・パウンド:4.66ヤード/キログラム

堂々の1位、パウンド・フォー・パウンドのキングはこの男である。167センチで63キロと小柄なジェイビー・クルーガーは、2016年シーズンに平均290ヤード以上を飛ばし、平均飛距離でトップ50圏内にランクインした。タイトリストのドライバーを操るクルーガーは、ベルント・ヴィースベルガーヘンリック・ステンソンマルティン・カイマー、そしてキラデク・アフィバーンラトといった強者たちをアウトドライブし、サイズが全てではないことを堂々と証明してみせたのである。南アフリカ出身の30歳は、2012年の「アバンサマスターズ」を制して欧州ツアーでは1勝を挙げているが、今回のタイトルもまた大きな勝利と言ってもいいだろう。

パウンド・フォー・パウンドのトップ30 (ヤード/キログラム)

1. ジェイビー・クルーガー - 4.66
2. ブランドン・ストーン -4.57
3. ヨアキム・ラガーグレン - 4.49
4. ジョン・パリー - 4.41
5. マシュー・フィッツパトリック - 4.35
6. セバスティアン・グロ - 4.27
7. マーカス・キンハルト - 4.27
8. エドゥアルド・デラリバ - 4.24
9. シャール・シュワルツェル - 4.20
10. クレモン・ベラルド - 4.18
11. ボルハ・ビルト - 4.13
12. デビッド・リップスキー - 4.11
13. スティーブ・ウェブスター - 4.10
14. ルーカス・ネメチ - 4.09
15. サイモン・ダイソン - 4.09
16. ポール・ピーターソン - 4.09
17. ロリー・マキロイ - 4.09
18. ペッレ・エドベリ - 4.07
19. SSPチョウラシア - 4.07
20. クリス・ペイズリー - 4.07
21. ワン・ジョンフン - 4.06
22. カルロス・ピエム - 4.05
23. エドアルド・エスパーニャ - 4.04
24. リカルド・カールベリ - 4.03
25. ファブリシオ・サノッティ- 4.02
26. ティレル・ハットン - 4.01
27. ジェイソン・スクリブナー - 4.01
28. トミー・フリートウッド - 3.99
29. イ・スミン - 3.95
30. ルイ・ウーストハイゼン - 3.94

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