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2016年 メイド・イン・デンマーク
期間:08/25〜08/28 場所:ヒンメルランドゴルフ&スパリゾート(デンマーク)

デンマークで注目すべき3人

ノーマークの米国人選手、ポール・ピーターソンがヨーロピアンツアー初優勝を遂げた先週の「D+Dレアルチェコマスターズ」を経て、今週、舞台はユニークな大会である「メイド・イン・デンマーク」でヒンメルランドゴルフアンドスパリゾートへと移ることになる。

ファルソの地で木曜から始まる戦いを前に、我々のデータ担当は次の3人を注目すべき選手として選出した。

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本命:マルティン・カイマー

これまで「ライダーカップ」に4大会連続して出場しているマルティン・カイマーにとって、今週のデンマークでの大会は、ヘイゼルタインでの2016年「ライダーカップ」に欧州を代表して出場すべく、ワイルドカードでの選出へ向け、ダレン・クラークに自らを印象づける最後のチャンスとなる。ドイツのカイマーにとって、「メイド・イン・デンマーク」は初出場となるが、出場した直近の9大会では、5回のトップ5入りを含む7回のトップ15入りを記録しており、波に乗っている。カイマーの確かなアプローチプレーはヒンメルランドに適しており、リオ五輪の最終日に「66」をマークしたことをかんがみても、好調を持続する31歳の彼が、第3回「メイド・イン・デンマーク」の優勝候補筆頭であると言える。

対抗:ブラッドリー・ドレッジ

現在「レース・トゥ・ドバイ」で27位につけるブラッドリー・ドレッジ。ウェールズ出身の彼は、シーズンを23位で終えた2007年以来、最高のシーズンを送っている。今季、出場15大会で予選落ちはわずか3回と、一貫して安定感を見せ、3度のトップ10入りを記録。その好調を持続させるべくヒンメルランドへと乗り込む。43歳のドレッジは、2014年大会はマーク・ウォーレンに次ぐ2位、そして昨年は6位タイとコース相性も良く、これまでバックティコースでは8回ラウンドし、うち7回をアンダーパーでプレーしている。

大穴:デービッド・リプスキー

確かに、デービッド・リプスキーによる唯一のヨーロピアンツアー制覇から2年が経過したが、我々は、この米国人選手が、デンマークで日曜の午後にリーダーボードの上位に名を連ねることになると睨んでいる。過去2回の「メイド・イン・デンマーク」では、いづれもトップ15入りを果たしているリプスキー。先週のプラハでは6位に入っており、復調を印象づけた。唯一のツアー制覇がスイスのクランスシュルシエレだったことが、彼のヒンメルランドにおける優位性を裏付けている。どちらのコースも長くはないが、狭く、曲がりくねっている。今週のデンマークはデービッドのためにあるのかもしれない。

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