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2016年 第100回フランスオープン
期間:06/30〜07/03 場所:ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)

46歳のジェイディーがパリで単独首位に

第100回「フランスオープン」はル・ゴルフ・ナショナルでの劇的な3日目を終え、トンチャイ・ジェイディーが2打差の首位で最終日を迎える展開となった。

この日唯一となるノーボギーのラウンドを完遂したタイのジェイディーは「68」をマークし、通算8アンダーとして、パリで対照的なラウンドをしたロリー・マキロイワン・ジョンフンに2打差をつけて単独首位に立った。

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3人が通算5アンダーの首位に並んで迎えた3日目だったが、7ホールを終えた時点でワンが4打差の首位に躍り出たのに対し、マキロイは前半で「40」を叩き、ワンの8打後方に沈んだ。

しかし、マキロイは後半のスコアを10打縮めて「30」とし、3日目を「70」でラウンドすると、ワンは後半に入って3つのボギーを叩いた。

その2人とは対照的に安定したゴルフを展開したジェイディーは、6番、7番、そして11番でバーディを奪い、やきもきすることなく欧州ツアー8勝目へ邁進した。

通算5アンダーにはディフェンディングチャンピオンのベルント・ヴィースベルガーがつけており、その2打後方にはマルティン・カイマーユースト・ラウテンアレックス・ノレンブランドン・ストーン、そしてアンディ・サリバンがつけている。

ワンは2番でバーディを奪うと、4番で1.8メートルのバーディパットを沈め、続く5番ではフリンジからバーディパットをねじ込んだ。

ワンは7番で9メートルのバーディパットをねじ込み、この時点で、出だしでダブルボギーを叩き、その後、3番、7番、8番をボギーとし、4番で前半唯一のバーディを奪ったマキロイに8打差をつけた。

5連続パーでスタートしたジェイディーは6番で17メートルのセンセーショナルなバーディパットを沈めると、続く7番でもバーディを奪った。

その後、ティショットをピンそば2.4メートルにつけた11番でバーディを奪ったジェイディーは、ワンがパーオンに失敗した12番でボギーを叩いたことで、主導権を握った。

ワンは13番と15番でもボギーを叩いて失速したが、反対にマキロイは後半に入って急加速した。

世界4位のマキロイは11番と13番でバーディを奪うと、精度の高いアイアンショットで15番から3連続バーディを奪い、一気に優勝戦線へと復帰した。

「4バーディを奪うすばらしいフロントナインとなりました」とワン。「その後、3つのボギーを叩いて少し沈みましたが、それでも大丈夫です。明日がありますから」。

「今は何もプレッシャーを感じていません。以前はプレッシャーを感じていましたが、もうそうしたことはありません。このゴルフコースを楽しむだけですし、全てのホールでバーディを狙いに行きます」。

2連続ボギーでスタートしたヴィースベルガーは6番、10番、そして13番でバーディを奪って盛り返し、史上6人目の「フランスオープン」連覇に望みを繋げた。

「これ以上のポジションはないよ。すごく良い位置につけている。ここでは、これまで日曜に良いプレーができているので、全ては上々さ」とヴィースベルガー。

「明日へ向け、とにかく体を休め、今日の調子を維持するだけだよ。ソリッドなショットが打てるようにね」。

「もう少しピンそばへつけられるようにして、ここぞと言う時にパットを決めたいね」。

メジャー2勝のカイマーはジェイディーと同じく3日目を「68」でラウンドし、早い時間にクラブハウスターゲットを定めた。一方、スウェーデンのノレンは3日目を1アンダーの「70」でラウンドした。

オランダのラウテンは「70」をマーク。同じく3日目を「70」としたサリバンは、昨季最も難度の高いクロージングホールとなった18番で、残り187ヤードの2打目を沈めイーグルを記録した。

最終ホールでダブルボギーを叩いたストーンはこの日のスコアを「73」とし、その1打後方には3日目ベストの「67」を叩き出したリー・ウェストウッドがつけている。

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