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ドラールでも勢いを持続させたウィレット

「WGCキャデラック選手権」で3位タイに入ったダニー・ウィレットが、自身の世界ゴルフ選手権におけるすばらしい成績を継続させた。

イングランドのウィレットは昨季、トランプナショナルドラールでは12位タイに入っており、その後「WGCキャデラックマッチプレー」と「WGC HSBCチャンピオンズ」では、いずれも3位に入った。

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「WGCブリヂストンインビテーショナル」でも17位タイに入っており、これでWGCは5大会連続してトップ20入りを果たしたことになる。

わずか16カ月前は世界ランキングのトップ100位圏内にすらいなかったウィレットも、今では世界15位までランキングを上げており、エリートぞろいのフィールドの中で見せつけてきた力強いパフォーマンスは、目覚ましい躍進を裏付けている。

「世界のトップ50の選手たちが集まる場所に自分も到達できたのはいいことだね。正しい方向に進んでいるということだし、全てが良い感じになっているんだ」とウィレット。

「だからこの結果にはそこまで気落ちする必要はないと思うんだ」

最終日を首位から5打差でスタートしたウィレットは前半を「33」でラウンドし、後半へ折り返した時点では首位タイに立っていた。ウィレットは11番でボギーをたたいたものの、12番と16番でバーディを奪い、首位に1打差で17番のティに立った。

シェフィールド出身の彼は、その17番で2打目をピンそば3メートル以内につけたが、このバーディパットを外し、続く18番でティショットを池に落としたことにより、勝利への望みは水泡に帰した。

「僕はここ数年、常に言ってきたのだけど、勝利とは日曜の午後に優勝のチャンスのある位置につけるということであり、その先はうまくいくこともあれば、そうならないこともあるんだ」とウィレット。

「今日は、ショットはまずまずだった。時としてすこしまずいショットもあったけれど、17番と最後のトリッキーなティショット次第では違う結末になっていたかもしれないね。最後は左からの風に対してカット打ちでいったんだ」

「もし週の初め、誰かに『通算10アンダーにしてやるから、それでどうなるか結果をご覧じろ』と言われていたとしたら、それを受け入れていたと思うよ」

ウィレットとともに3位タイで大会を終えたロリー・マキロイは、3打差の首位で最終日を迎えたが、この日はチャンスで決め切れず「74」とスコアを落とした。

「必要な数だけバーディを奪うことができなかった」とマキロイ。「ほとんどの部分において自分のゴルフはまずまずだったと感じている。ただ、獲るべきホールでスコアを伸ばすことができなかったんだ。パー5では1つもバーディを奪うことができず、今日はそれが自分を殺してしまったね」

「今週は多くのポジティブな部分を得ることができたよ。自分にとって多くのことが正しい方向へ進んだけれど、とにかく気を入れ直して2週間後のオーランドではまた優勝争いに加わり、あそこで勝てるよう頑張るよ」

「オーガスタまでの間に、今回逃した勝利を得る機会はあと2回あるから、そこで勝てればいいね」

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