舞台はシンガポールへ 今週も小林正則、川村昌弘が出場
2014年 ザ・選手権
期間:05/01〜05/04 場所:ラグナナショナルG&CC(シンガポール)
好調持続に意欲を燃やすフリートウッド
2014/04/30 09:11
先週の「ボルボ中国オープン」で2位に入ったイングランドのトミー・フリートウッドは、ラグナナショナルでの「ザ・選手権」へ向け、その勢いを持続すべくシンガポールへとやって来た。
深センでの印象的なパフォーマンスで2014年に入って2度目のトップ5入りを果たしたフリートウッド。これにより、彼は「レース・トゥ・ドバイ」でのランキングを41位から17位へと上げた。
<< 下に続く >>
この好調を維持したいと願うフリートウッドは、ラグナナショナルG&CCでのヨーロピアンツアー2勝目を狙っている。「あれだけ良かった週の直後はそのまま勢いを持続させるのが難しい事もあるんだけれど、良いゴルフができているような感じがするんだ」とフリートウッド。彼は最初の2ラウンドを2012年の大会王者であるベルント・ウィスバーガーとタイのキラデク・アフィバーンラトと同組でプレーする。
「実は、マレーシアでも良いゴルフができていると感じていたのだけれど、僅かの差で予選通過を逃してしまったんだ。これは、本当に良いゴルフがプレーできているかどうかの差はかなり微妙だということを証明している。こうしてまた好調を取り戻して大会に臨めるのは良いものだし、今週の大会も、連続して大会に出場することも楽しみにしているよ」。
「ここで大会が開催されるのは素晴らしい。特にあれだけ短い準備期間だったのにね。コースとスポンサーに感謝だね。選手たちは皆、ありがたいと思っているし、このコースでプレーするのを楽しみにしているよ。自分としてはこの勢いを持続させられたらな、というところだね。ここのところ連続して大会に出場していなかったから、こうしてプレーできるのは良いことだし、良いゴルフがプレーできるのもね」。
昨年、グレンイーグルスで開催された「ジョニー・ウォーカー選手権」でヨーロピアンツアー初優勝を遂げた23歳のフリートウッドは、これまで序盤で先行する展開を得意としてきたが、初日を「70」でラウンドした先週の中国では、後半へ向けてリーダーボードを上がって行く戦い方ができることも証明した。
「先週は、初めて大会が進むにつれて順位を上げることができ、1週間を通して常にパフォーマンスが向上したんだ」と語るフリートウッド。「ただ、残念ながらアレックス(アレキサンダー・レビ)ほど良いプレーができなかったけれどね」。
「どういうわけか、週を通してプレーを向上させることがこれまでできなかったんだ。そのことについては僕のチームと話し合ってきた。なぜ大会で右肩上がりのプレーができないのかということをね。だから、それができると分かって良かったよ。望む成績を収めるやり方はいくらもあるし、それもそのうちの一つで、今は僕もそれが可能になったんだ」。