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2013年 ボルボ中国オープン
期間:05/02〜05/05 場所:ビンハイレイクGC(中国)

“フライング・フィン”が一躍首位へ

「ボルボ中国オープン」2日目は、ミッコ・イロネン(フィンランド)が「63」という驚くべきスコアで2位に3打差をつけて首位に立った。

欧州ツアーで2勝を挙げてから6年のブランクがあるがイロネンだが、今季は既にカタールで9位、そしてモロッコで2位という成績を収めている。そしてこの日も5番ホールでの見事なアプローチを含め素晴らしいプレーを連発し、9つのバーディを奪い通算12アンダーとしている。

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先週のバランタインの勝者ブレット・ラムフォード(オーストラリア)と先だって「メイバンクマレーシアオープン」を制したキラデク・アフィバーンラト(タイ)らの直近の欧州ツアー優勝者に3打差をつけた33歳のイロネンは、自身のベストラウンドを披露した。

「昨日よりボールをよく打つことができたよ」とイロネン。「そして昨日より多くのバーディチャンスを作ることができて、それをしっかり決めることができた。今日は全くストレスを感じないラウンドができたよ。また今日は大きな失敗が全くなかった。それはとても良いことだね。3打差の首位で決勝ラウンドを迎えられるのは素晴らしいことだ」。

「以前もツアーで何度か『63』というスコアを出したことはあるけど、それらと今回を比べるのは難しいね。例えばもっと良いプレーができたと感じた時でもスコアが『69』なんてこともあるしね。今季は恐らく去年よりうまくボールをヒットできていると思うけど、パッティングはそれほど良くなっているとは思えないね。でも今日のバーディの数は文句なしだし、パッティングも良い感じではあったよ」。

先週プレーオフの末、劇的なイーグルで自身3度目のツアー優勝を果たしたラムフォードは、前回から先週の優勝まで6年の歳月を要した。

今年35歳となるラムフォードはこの日2番ホールでピンそば6フィートにつける見事なアイアンショットを含む7バーディ、2ボギーの「67」で回った。

「今週はまた新たな週として、そして新たなトーナメントとして臨んでいる」と上がり4ホールをバーディで締めくくったラムフォードは語った。

「今コンディションはとても良いと感じている。そしてとても良いエネルギーに満ちている。このフィーリングを保ったまま決勝に向けて良い波に乗っていきたいね」。

「パットを沈め、スコアボードの上位のほうに自分の名前を見るのはとても気持ちがいいね。それを最大限に楽しまないとね。そして僕は今そうしているよ」。

キラデク・アフィバーンラト(タイ)は前半を「33」とし、後半に入っても11番ホールで8フィートのパットを、そして15番ホールでも5フィートのパットを沈めそれぞれバーディを奪いスコア「67」で2日目を終えた。

「この2日間、ドライバーの調子がとても良いんだ」と彼は言った。「ドライバーが良いとパーオンしやすくなるからスコアメイクのチャンスが広がる。今日は18ホール中17ホールでパーオンさせたと思う」。

「今年はできるだけ多く欧州ツアーに出場したいと思っている。マレーシアでの勝利が大きな自信になったんだ。今季その自信をずっと保ち続けたいと思っているよ。そしていつでもベストを尽くそうと思う」。

初日首位に立ったロバート・ジャン・ダークセン(オランダ)は2日目を「70」で回り、2位タイの二人から1打差の4位につけている。パブロ・ララサバル(スペイン)とリー・スラテリー(イングランド)は共に通算7アンダーで5位タイとなっている。

昨年の覇者ブランデン・グレース(南アフリカ)は初日からの見事な挽回を見せ優勝に望みをつなげた。彼は初日の残り5ホールまでを5オーバーとしていたが、上がり5ホールで3つのバーディを奪った。そして2日目は後半を「30」という素晴らしいスコアで回り「67」、通算3アンダーで2日目を終了した。

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