地元のローレンスが36ホール短縮競技を制す 川村昌弘は12位
2021年 ヨハネスブルグオープン
期間:11/25〜11/27 場所:ランドパークGC(南アフリカ)
ヨハネスブルグで全英切符を獲得した3選手
「ヨハネスブルグオープン」で、スリストン・ローレンス、ザンデル・ロンバルド(ともに南アフリカ)、そしてアシュリー・チェスターズ(イングランド)が、来年7月、セントアンドリュースで開催される「第150回全英オープン」の出場権を手にした。
ランドパークGCで開催されたDPワールドツアー2022年シーズンの初戦では、悪天候と新型コロナウイルス変異株の渡航規制により大会が36ホールに短縮される中、ゴルフの聖地で開催される「全英オープン」の出場権(有資格者を除く上位3人)をかけた戦いだった。
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2日連続で「65」をマークしたローレンスは、通算12アンダーで4打差の勝利を挙げ、母国でのDPワールドツアー初制覇とメジャーデビュー確定の両方を達成。「人生の夢が現実になった」と話した。
「僕はまだメジャーでプレーをしたことがないので、セントアンドリュースで初めてのメジャーをプレーできることが信じられない。待ち切れないし、かなり興奮している。子供の頃からの目標だったし、それを達成できたことが信じられない」
チェスターズにとっては、3度目の「全英オープン」出場になる。セントアンドリュースでは2015年大会で12位タイに入っているが、プロとしての出場はこれが初めてとなる。
「150回目の全英オープンでプレーするのは、かなり興奮するだろうね」とチェスターズ。「セントアンドリュースでは、2015年にアマチュアとしてプレーしていて、あの年は、かなり良いプレーができて良かったのだけど、そのとき、プロとして帰ってこられたら素敵だと話していたので、とてもうれしいし、興奮している」
「あのコースは良く知っているので、7月には、それが好機につながればと思っている。僕らは、あそこでアマチュアとして何度となくプレーしているし、もちろん『アルフレッドダンヒルリンクス』でもプレーしているので、コースのことは良く知っているし、7月はその地の利を生かせれば、と思っている」
ロンバードはこれまで「全英オープン」に3度出場し、2016年と2018年には予選通過を果たしており、最古のメジャーの150周年となる節目の大会に出場することを喜んだ。
「これ以上大きな夢もないよね」とロンバード。「全英オープンでは良いプレーができればと思っている。セントアンドリュースは、これまで良いプレーをしているコースなので、7月の大会は良い心持ちで臨むことができそうだ」と話した。