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2020年 DPワールド ツアー選手権 ドバイ
期間:12/10〜12/13 場所:ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)

ウェストウッドが3度目のハリーバードントロフィ獲得を達成

初のハリーバードントロフィ獲得から20年、リー・ウェストウッドが3度目の欧州ナンバーワンに輝いた。2000年に年間制覇を果たしたイングランド人選手は、その後3年間にわたり世界ランキングで250位圏外へと沈むも、見事なカムバックを遂げた。

ウェストウッドは2009年に「DPワールドツアー選手権」で優勝し、初代「レース・トゥ・ドバイ」王者となると、その翌年には世界ナンバーワンへと上り詰めた。その後、4年間にわたりヨーロピアンツアーでの勝利から遠ざかったことで、再び世界のトップ100圏外へと落ち込むも、2018年の「ネッドバンクゴルフチャレンジ」で初の「ロレックスシリーズ」制覇を果たし、ウィナーズサークルへと返り咲いた。

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復活優勝を遂げた際、涙に暮れたウェストウッドは、自身が再びヨーロピアンツアーで優勝することに確信が持てていなかったことを明かしたが、彼は今季序盤に「アブダビHSBC選手権」を制覇し、ヨーロピアンツアー25勝目を挙げた。この勝利により、2020年「DPワールドツアー選手権」でハリーバードントロフィのハットトリック達成の機会を得たウェストウッドは、ジュメイラGEでマシュー・フィッツパトリックに次ぐ2位に入ったことで、47歳にして3度目の欧州制覇を果たした。

「僕がバルデラマでの『アメリカンエキスプレス選手権』で2位に入り、年間王者となったあの日から20年が経った。僕は2009年にここで勝って『レース・トゥ・ドバイ』を制覇し、今日は2位に入って年間制覇を果たしたんだ」とウェストウッド。「どの年間制覇も、それぞれかなり異なるものだった。2000年当時、僕は結構優勝してはいたけれど、まだ新進気鋭という感じだったと思う。まだ、ツアー7年目だったからね」

「2009年は世界最高プレーヤーの座を狙っていて、僕は『レース・トゥ・ドバイ』を制覇する上で、ここでの勝利が必須だったけれど、それをやり遂げた」。「そして今回、僕は今やヨーロピアンツアーでもっと成熟したプレーヤーとなったからね。(年間制覇は)今年の初めに目標としていたことではなかったけれど、これは僕が見せてきた一貫性の証しだと思う」

「本当に、モチベーションはこれまで一度も変わったことはないんだ。僕は毎朝起きて、自分の愛する仕事に取り組んでいる。常にゴルファーになりたいと思っていたし、それを終わりにしたくない」。「だから、僕はハードワークを続け、全力でプレーし、大会で優勝争いをするために準備を整えている。これは僕が最も居心地良く感じる、大好きなこと。僕はコース外のジムや練習レンジでの取り組みを愛しているし、人に見られないハードワークを愛している。僕はそんなに頻繁に、自分自身にはっぱをかける必要はないんだ」

ウェストウッドの2020年シーズンはアブダビでの勝利で始まり、「WGCメキシコ選手権」でトップ25入りするも、その後、今シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大による中断を余儀なくされた。ヨーロピアンツアー再開に一役買い、UKスイング初戦の「ベットフレッドブリティッシュマスターズ」で大会ホストを務めると、同シリーズでは3大会に出場した。

「全米オープン」でトップ20入りを果たしたウェストウッドは、「ロレックスシリーズ」の大会に復帰すると、「レース・トゥ・ドバイ」ポイントを着実に積み上げ、15大会で予選落ちが僅か1回と、驚異的な安定感を見せながらシーズンを戦った。

彼は快挙達成へ向け好成績が必要とされていることを承知の上で今週を迎えると、これまで何度となくやり遂げてきたように、背中の故障を抱えながらも任務を遂行し、フィッツパトリックに27.8ポイント差をつけて年間王者となったのである。「ナイジェルとロブという、フィジオチームの2人の仲間が素晴らしい仕事をしてくれた。彼らはこれまで僕が受けたことない箇所にストレッチを施し、1日に2回マッサージを施してくれた。今週、彼らが僕の背中の処置でやってくれた仕事に感謝している」

「今日は良いスコアを出す必要があった。今週ずっとそうであったように、僕は最高のプレーをした。今日は多くのチャンスを逃したけれど、16番ではウェッジで60㎝につけ、17番では素晴らしいパーを決め、最終ホールでは必要とされていた4打で上がることができた」。「そうした些細なことでも、しっかりやり遂げることで、自分はまだ実力者であり、重要な局面で実力を発揮できるということを証明し続けているんだ」

「僕は今大会で優勝を狙っていた。それが僕にできる最高にして最もシンプルなことだったから。優勝するには、通算15アンダーでフィニッシュする必要があると予想した」。「ラウンド後にスコア提出テントへ行くまで、『レース・トゥ・ドバイ』のことは頭になかったのだけど、(リーダーボードを)見ると僕にもチャンスがあることに気がついたんだ」

次回の「ライダーカップ」は新型コロナウイルスの感染拡大により、2021年に延期されることとなったわけだが、2018年で副キャプテンを務めたウェストウッドは、11回目の大会出場への意欲を語った。「もちろん、またプレーしたいと思っている。見ているより断然良いからね。確かに、副キャプテンとして仲間たちのプレーを見ている方が、プレッシャーははるかに少ないけれど」

「もしチームに選出されたなら、僕は確実に十分な働きをするし、僕はそういうやり方で貢献する。僕はまだ大舞台で競うことができる。今季初めのアブダビ、上がり2ホールで連続ボギーを叩かなければ5位に入っていた『全米オープン』、そしてここで証明したようにね」

パンデミックにより、ウェストウッドはキャディで婚約者のヘレンさんとの結婚式も延期しなければならなかったが、ウェストウッドは復活劇のなかで彼のバッグを担いだ彼女の存在感の大きさを称賛した。「彼女は僕の心を穏やかにしてくれる。僕らはゴルフ以外のことについて話すんだ。僕らの決まりごとみたいなものだね。実際、僕らは僕のゴルフに対する集中を最小限に留めている。特に僕がゴルフコースにいる間はね」とウェストウッド。

「彼女は折に触れ、僕を現実に引き戻すビンタをくれる。僕には、我を忘れて事を大げさにしないようにする上で、それが必要なんだよ。もちろん僕らの関係はうまく行っているし、これはゴルフをプレーする上で良い環境なんだ」

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