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リー・ウェストウッド ツアー25勝の足跡

2020年「アブダビHSBC選手権」で見事な逃げ切り勝利を遂げたリー・ウェストウッドは今年、ヨーロピアンツアー25勝目を挙げた。

46歳はこれまで異なる4つの10年間でワールドワイド44勝を挙げたほか、「ライダーカップ」で欧州代表として7回チームの勝利に貢献し、さらには世界ナンバーワンまで上り詰めるなど、驚異的なキャリアを送ってきた。

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ここで、ウェストウッドのこれまでのキャリアを振り返ってみよう。

若き日の成功

ワークソップ出身のウェストウッドは、英国ユースチャンピオンに輝いた直後の1993年にプロへ転向した。ルーキーイヤーとなった1994年にヨーロピアンツアーで年間ランク43位に入る上々のスタートを切ると、2年後の「スカンジナビアマスターズ」でツアー初優勝を遂げた。

ウェストウッドは1996年11月に日本で3連覇を果たした「太平洋マスターズ」で最初の勝利を挙げたほか、その数カ月後にはアジアンツアーの「マレーシアオープン」を制覇するなど、この頃からグローバルなスター選手としての地位を確立した。

1997年の「全英オープン」で10位タイに入ったウェストウッドは、その年の「ライダーカップ」で大会デビューを果たすと、ニック・ファルドとペアを組んで欧州代表に2ポイントをもたらすなど、バルデラマGCでのチームの勝利に貢献した。個人の成功に話を戻すと、その年にバルデラマで開催された「ボルボマスターズ」を制覇し、年間ランクを3位で終え、秋口には日本と豪州で勝利を重ねた。

1998年に入り、さらにギアを一段階上げ、米PGAツアー初優勝に加え、ヨーロピアンツアー4勝、そして日本で2勝を挙げ、勝ち星を大幅に伸ばした。1999年にヨーロピアンツアー3勝を挙げ、2度目の出場となった「ライダーカップ」で再びチームに2ポイントをもたらすも、欧州代表はブルックリンで接戦の末、米国に敗れた。

年間王者と低迷期

1990年代後半を通じ、欧州の内外で成功を収めたウェストウッドだったが、スコットランドのコリン・モンゴメリーによる93年から99年にかけての7年連続年間制覇を阻むには至らなかった。

2000年に入ると、同年に5勝を挙げたウェストウッドがキャリア最高の1年を送り、初のヨーロピアンツアー年間王者となった。また、彼はこの年、欧州外でも2勝を挙げている。ありていに言って、ウェストウッドは無敵状態だった。

しかし、その後スランプに陥った。2001年から2002年にかけて勝ち星に恵まれない時期が続き、公式世界ゴルフランキングは4位から266位まで下降した。その後、基本に立ち返ったウェストウッドは、一から自身ゲームを積み上げ直すことで復調に成功した。

2003年に入り、「BMWインターナショナルオープン」と「ダンヒルリンクス選手権」を制覇して勝者の輪へと復帰し、錆を落とした。

ウェストウッドはその後の4年間、勝利から遠ざかりはしたものの、好成績を収め続け、2004年の「全英オープン」では4位に入っている。2007年に2勝を挙げ、その2年後、ポルトガルで優勝を果たすと、シーズン最終戦の「DPワールドツアー選手権」を見事6打差で制覇し、2度目のヨーロピアンツアー年間制覇を果たした。

世界ナンバーワンへ

ウェストウッドのキャリアにおいて、思い出深い年はいくつもあったが、2010年ほど記憶に残る1年間はなかったであろう。その年、「マスターズ」と「全英オープン」で2位に入り、米国での2勝目を挙げたほか、欧州代表によるケルティックマナーでの「ライダーカップ」制覇に一役買ったのである。

しかし、この年一番の達成は、世界ナンバーワンに上り詰め、タイガー・ウッズによる281週間にわたる治世に終止符を打ったことだろう。17週間にわたり世界ナンバーワンの座を守ったウェストウッドは、その後、「インドネシアマスターズ」と「バランタイン選手権」を制覇して再びその座を取り戻した。ウェストウッドはその後、5週間にわたり世界ナンバーワンの座を守ると、イングランドの同胞であるルーク・ドナルドにその座を譲った。

「ライダーカップ」のスター選手

1997年に24歳で「ライダーカップ」デビューを果たしたウェストウッドは、その後、最後の出場となった2016年大会にかけて10大会連続で欧州代表に選出された。その間、欧州代表は7度米国に勝利し、ウェストウッドが通算23ポイントをチームにもたらしている。

最初の2大会でそれぞれ2ポイントを稼いだウェストウッドは、本調子ではないながらも2002年に3ポイントを挙げてチームのカップ奪還を助けた。2004年と2006年に無敗を誇ったウェストウッドは、2010年、2012年、そして2014年と勝利した欧州代表で鍵となる役割を果たした。

そしてツアー25勝へ

2011年、2012年、そして2014年にそれぞれヨーロピアンツアーで1勝を挙げたウェストウッドは、その後、2度目の低迷期を迎える。この際、40代に突入した彼はトロフィーを懸け、大勢の若き才能と戦わなければならなかったのである。45歳になった2018年に、「ネッドバンクゴルフチャレンジ」を制覇して、4年半ぶりにヨーロピアンツアー制覇を遂げ、未勝利期間に終止符を打った。

そして、今年に入りアブダビでヨーロピアンツアー25勝目を挙げたウェストウッドは、「ロレックスシリーズ」での勝利数も2つに伸ばした。1990年代、2000年代、2010年代、そして2020年代の全てでツアー制覇を果たした。

これまでキャリアを振り返り、「自分がここまで年を取ったのが信じられない」と語った。「勝つのはどんどん難しくなっている。こうして自分もまだ勝てる実力があることを証明できたのが嬉しい。僕は1996年にスウェーデンで初優勝を果たした。僕はあの大会では、異なる3つの10年間で勝利を挙げ、今週はここで勝つことができた。2020年代も優勝することができたよ」

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