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2019年 ポルトガルマスターズ
期間:10/24〜10/27 場所:ドムペドロ ビクトリアGC(ポルトガル)

「想像もしていなかった」 ブラウンが歓喜のツアー初V

プレッシャーのかかる状況で見事「66」をマークしたスティーブン・ブラウンが「ポルトガルマスターズ」を制覇。ヨーロピアンツアー初優勝を遂げた。

「レース・トゥ・ドバイ」ランキングを150位として今季最後のレギュラーイベントを迎えたイングランドのブラウンは、単に2020年のシード権を得る上でさえ、最高の1週間を必要としていた。

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3日目に今季自己ベストの「65」をマークしたブラウンは、首位と3打差で最終日を迎えたが、「勝つか砕けるか」とリラックスしていたことを明かした。

ブラウンは「33」でハーフターンすると、11番のバーディでシード権を確定させられる位置へ順位を上げ、続く12番でイーグルを奪って通算17アンダーとした。

その後、鋼のメンタルを見せ、上がり6ホールをパーとし、ブランドン・ストーンジャスティン・ウォルターズの南アフリカ人コンビに1打差をつけてフィニッシュした。

ウォルターズは、夏に父を亡くして臨んだ今大会で2位に入り、「レース・トゥ・ドバイ」ランキングを121位から上昇させてシード権をつかみ取った。

2017年にヨーロピアンチャレンジツアーからの昇格を果たしたブラウンは、ツアー初年度の「メイド・イン・デンマーク」で4人によるプレーオフの末、マット・ウォレスに敗れて初優勝を逃していた。

前週「フランスオープン」で今季自己最高の11位タイに入ったブラウンは、勢いそのままに迎えた今大会でツアー初制覇を飾り、「ターキッシュエアラインズオープン」までシーズンが続くことを確定させた。

「このゲームは、やってみなければ何が起こるか分からない」とブラウン。「今年出だしから3分の2までの出来からすると、先月からの好調はウソみたいだ。こんなことが起こるなんて、想像もしていなかった。僕はただ、ツアースクールへの準備をし始めようとしていたんだ」。

「ここ数週間、頭の中が落ち着いていた。今日でさえ、狙いに行くしかないと思えたのが良かったし、単に好成績で良しとはしなかったんだ。恐らく、それが違いだったと思う」と振り返った。

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