2018年から「アジア女子アマ」開催 優勝者に海外メジャー出場権
「アジア女子アマ」は25日に開幕 前年惜敗の西村優菜は雪辱を誓う
R&Aとアジア太平洋ゴルフ連盟は2日、アジア太平洋地域の女子アマチュアNo.1を決める「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」(4月25日~)の開幕に先んじて、会場のザ・ロイヤルGC(茨城県)で概要についての記者会見を開いた。
大会は4日間で開催され、90人が出場。2日目終了時点の50位タイまでが決勝ラウンドへ進出する。優勝者には7月「エビアン選手権」と8月「AIG全英女子オープン」の海外メジャー2試合、2020年「オーガスタ女子アマ」の出場権が与えられる。
<< 下に続く >>
全長8143ydのザ・ロイヤルGCは日本屈指のロングコースとして知られるが、大会では6431yd(パー72)の設定で行われる。
会見には、世界アマチュアゴルフランキングに基づいて出場権を得た日本勢8人うち、5人の選手(西村優菜、後藤未有、佐渡山理莉、小倉彩愛、梶谷翼)が出席した。
初開催となった前年大会(シンガポール)で、西村はプレーオフで惜敗。「あと1打が大きかった。昨シーズン中、何度も振り返って悔しい思いをしたが自信にもなった。リベンジを目指して頑張りたいなと思います」と雪辱を誓った。
また、当初は20年大会も同コースで行うとされていたが、現時点で未定であることが発表された。R&Aアジア太平洋統括ディレクターのドミニク・ウォール氏によると、「2年開催の予定だったが、第1回大会の開催後に多くのゴルフ場からも要望があり、R&Aとしても各国ローテーションを組んだうえで開催したほうがいい」と協議されたという。20年大会については「大会の最終日、または期間中に開催場所などを発表したいと思う」とコメントした。(茨城県鉾田市/石井操)
【出場予定の日本人選手】
・安田祐香
・吉田優利
・西村優菜
・古江彩佳
・後藤未有
・佐渡山理莉
・小倉彩愛
・梶谷翼