市原弘大、今平周吾、堀川未来夢に「全米OP」出場権/最終予選会
今平周吾は新スイングで2年ぶり2回目の「全米」切符
◇米国男子◇全米オープン最終予選(27日)◇桑名カントリー倶楽部(三重県)◇7210yd(パー72)
昨季賞金王の今平周吾が、36ホールで争われた「全米オープン」予選会(出場33人)を通算12アンダーの2位で突破。12バーディ、ノーボギーという安定した内容で、2年ぶり2回目の出場を決めた。
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7月の「全英オープン」はすでに出場資格を得ており、今年は「マスターズ」と「全米プロ」を含めたメジャー4試合に初めてフル参戦する。「毎年(メジャーに)出る回数が増えているので、成長を実感できている」と来月13日に開幕する本戦を見据えた。
海外メジャーは通算6回目の出場となるが、過去5試合はすべて予選落ち。いまも底上げを図る中で、この日のショット前の素振りでは、トップからダウンスイングにかけてグッと体を沈み込ませる動きを入念に確認した。前週の最終日から、「全米プロ」の練習場で見た米国ツアー1勝のダニー・リー(ニュージーランド)のスイングを参考にしているのだという。
リーは体を沈み込ませたあと伸び上がるようにインパクトを迎えるが、「あそこまではできないので、スイングはそれほど変わっていないと思う」と、実際のショットではそれほど大きな動きは見られない。その中でも「アイアンの球が高くなったし、ドライバーも飛ぶようになった」と、確かな変化を実感していた。
「まずは予選通過を目指したい」とメジャー初の決勝ラウンド進出が目標。今週からの国内ツアー2連戦を終えたあと、戦いの舞台となるペブルビーチGL(カリフォルニア州)に向けて渡米する。(三重県桑名市/塚田達也)
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