苦悩の伊澤利光 心を揺さぶる唯一の存在は
「インターナショナル」恒例ジュニアイベント
2002/07/31 09:00
米国男子ツアー「ジ・インターナショナル」では、4年前から始まった地元コロラドのジュニアゴルファーたちを招いてプロと組んで参戦する「プロ&ジュニア・チャレンジ」が今年も開催された。275人の申し込み者の中から選ばれた幸運な32名のジュニアゴルファーたちが、ツアープロと一緒にトーナメントコースでプレーした。
ブランドン・ソトリングフィールドさん(15歳)
「信じられないくらい興奮しているよ。最高のコースで自分の実力をプロの前で披露できる」
ジェシカ・モリスさん(16歳)
「いつもみたいにテレビで観戦するのではなくて、実際にプロと一緒にプレーできるなんて信じれないくらい嬉しい」
ステイーブ・ペイト(ツアープロ)
「最高だよ。子供たちのプレーを見るのは楽しいし、なんだか元気をもらうね」
32人のジュニアゴルファーたちは、初めてギャラリーの前で自分たちのキャディまで与えられてプレーした。
マシュー・マドウエルさん(14歳)
「自分のキャディがいるなんて最高だね。バンカーの後、レーキで砂をならそうとしたら、キャディさんがやってくれて、なんか妙な感じ。残り距離や、どこに打つべきとか指示もくれて、キャディがいてくれるとこんなにゴルフは楽しいものなんだって初めて知った。病み付きになりそうだ。最高の経験をさせてもらったよ」
試合はトム・レーマン組のジェシカ・モリスが試合をプレーオフに持ち込む下りのパットを沈め、プレーオフでは同じチームメイトのブランドン・ソトリングフィールドが素晴らしいアプローチを披露し、優勝に導いた。
トム・レーマン(ツアープロ)
「最近優勝できていないから、彼らのおかげで久々に優勝を味わえて感謝していると、チームを組んだ2人に伝えたんだ。才能のある子供たちばかりで驚いた。とても楽しかったよ」
この幸運な32名は決してゴルフの実力だけで選考されたわけではない。それぞれのスポーツマンシップや、学校での成績、そして地域コミュニティへの貢献度などで評価されている。