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テーラーメイドR500ドライバー、米で8月1日販売開始

2002/05/23 09:00

USGA(全米ゴルフ協会)とR&A(ロイヤル・アンド・アンシェント)が反発係数(COR)の上限で合意したことを受け、テーラーメイドはR500シリーズの発売に踏み切る。フェースはSP-700合金でより薄くなっており、CORは0.860に近いとされている。300シリーズの後継モデルとしてヘッドのサイズの異なる3タイプが用意される。510(330cc)、540(350cc)、そして580(400cc)。
テーラーメイドの発表ではR500は最大のCORの得られる部分、つまりスウィートスポットの面積は300シリーズの5倍にもなるという。ミスヒットでも大きなCORの恩恵を受けられるように設計されているというわけだ。それを実現したのが「インバーテッド・コーン・テクノロジー(inverted cone technology)」で、フェースの厚さを中心から周辺へ向かって思い切って薄くすることが可能になった。
また、R500では重量配分の調整を可能にするウエイトカートリッジを採用。カートリッジはウレタン製のケースに3本のウエイトロッドが埋め込めるようになっており、その重量を変えることで12グラムの範囲で調整ができる。一つ一つのヘッドごとに重量調整が可能で、シャフトの長さやスウィングウエイトにも対応できる。ロフトは各種用意され、また、あらかじめ13種類のシャフトがカスタムフィッティングとして用意される。推奨価格は499ドル(約6万円)。
販売店側は新製品シリーズを歓迎しているが、値段の高さについては懸念している様子。また、300シリーズが依然として大量に流通していることもあって影響を心配している。「新たなテクノロジーあらば、古い技術は消えゆくのみ」との達観が販売サイドにはあるが、テーラーメイドは新製品のCORに関する恩恵を消費者によく理解させる必要があることも確かだ。「もっと売り込まなくてはだめだ」とは、あるバイヤーの声。
(GW)

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