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新たな誓いを胸に!/東北福祉大ゴルフ部報告会

「報告会」と銘打たれた東北福祉大ゴルフ部の2011年の活動を振り返る会は、実質祝勝会と呼べるほどに、数々の輝かしいタイトルに彩られていた。それでも、昨年3月に発生した東北地方大震災の被災地である仙台での会は、冒頭から被災者への黙祷を捧げて厳かに始まった。

団体では「全国大学ゴルフ対抗戦」優勝、「信夫杯争奪日本大学ゴルフ対抗戦」で男女優勝、個人では藤本佳則(4年)が「アジアパシフィックパナソニックオープン」ローアマ、松山英樹(2年)が「マスターズ」ローアマ、「アジアアマチュア選手権」2連覇、「三井住友VISA太平洋マスターズ」優勝など現役部員たちだけにとどまらず、OBの池田勇太佐伯三貴がそれぞれツアー優勝を果たすなど、現在のゴルフ界での同大学の勢いを印象づけた。

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先週出場した米国男子ツアーの「ソニーオープンinハワイ」では予選落ちに終わった松山だが、「(ハワイでは)練習だけではなく、トレーニングもして調子はいいです。(ソニーオープンで)世界との差は大きいと思ったけど、一生懸命練習すれば縮まってくると思う」とさらなるレベルアップを期す。2年続けて出場なる「マスターズ」に向けては、「まずは予選を通過して、次は翌年の出場権の得られる16位以内を目指したいです」と力強く宣言した。

また、この日SRIスポーツとの総合契約締結を発表した藤本は、「今年はスリクソンで初優勝をしたいです」と意気込んだ。昨年のQTを4位という好成績で通過し、プロツアーの出場経験もあるだけに、「今年ツアーで戦う自信はあります」と初年度からの活躍を誓う。身長は165cmと小柄ながら、先輩の池田勇太も「小さいけどパワーがあるし、スイッチのオン・オフが上手くて気持ちのコントロールがしっかりできている」と、その高いポテンシャルを評価している。

そのほか、OBプロらが中心となって行なったチャリティオークションでは、池田と星野英正が司会を務め、チャリティを盛り上げた。その池田は、「今年は新しい池田勇太を作る」という宣言のもと、沖縄合宿を終え、この後はアジアンツアーの「ミャンマーオープン」に出場、そして米国男子ツアーの「ノーザントラストオープン」からハワイでの合宿に入り、国内男子ツアーのシーズンインに備えるという予定。

現役選手そしてOBたちも、自らの母校・親しい関係者の前で、新たな1年を前に決意を再確認していた。

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