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藤田寛之「とにかく自分のプレーに集中する」

今季のWGC(世界ゴルフ選手権)第2戦「WGC キャデラック選手権」は2日目の11日(金)、前日未消化分の第1ラウンドと、第2ラウンドを行った。初日を通算1アンダーの暫定32位タイで終えていた藤田寛之は、通算イーブンパーの34位タイで第3ラウンドに進む。

藤田は第1ラウンドの残り6ホールをすべてパーとし「71」。しかし第2ラウンドは前半からボギーが先行し3バーディ、4ボギーの「73」でホールアウトした。無風状態のような初日に比べ、この日は特に午後から強風が吹いた。「昨日よりもグリーンが硬くなった」と、難コースが本来の姿を徐々に現しつつある。

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日本での大震災による大きな被害は早朝にテレビで知った。「現実では無い感じ」。第1ラウンド終了後に家族の無事が確認できたが「非常に複雑です」と硬い表情。「時間が逆なので…」と日本との時差14時間のフロリダにいることが、もどかしい部分もある。

ラウンド終了後、海外メディアから一斉に取材を受ける中、「全部の状況を把握していないので何とも言えない。でも自分は決まったティタイム(スタート時刻)がある。その時間にティグラウンドに立って、集中したい」と毅然と話した。

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2011年 東北地方太平洋沖地震



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