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全米アマ/大物出現!ムーアがアマ大会総なめ!

NCAA全米大学のタイトル、全米アマ・パブリンクス、ウェスタン・アマチュアとアマチュア界のメジャー級大会を今季総なめにしているライアン・ムーアがその輝かしい戦歴に「全米アマチュア選手権」優勝の栄冠も加えた。

決勝では19歳のルーク・リストと戦ったムーア。前半はムーアがリストに対し4ダウンと大幅に負けていた。しかし、終盤に差し掛かると29ホール目でリストはティショットをOBしてしまうなど、痛いミスで1アップにまで後退。その後、リストのスーパーセーブなどで再び2アップにまで戻したが、33ホール目でムーアが遠めから見事なバーディパットを沈め、リストがバーディパットを外し残り3ホールでリストの1アップとなった。

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そして次のホールでリストがパーパットを外し、土壇場で試合はオールスクエアに。さらに35ホール目でムーアがバーディでホールを勝ち、決勝戦での初リードを奪うと、最終36ホール目もムーアがピン横30センチにつけてバーディを決めた。終わってみればムーアの2アップ。アマチュア・タイトルの4冠を手に入れた。

-これで同シーズンに2つのUSGAアマチュア・タイトルを手にした史上5人目の選手となりましたね。

ライアン・ムーア
「信じられない気持ちです。今季は本当に調子が良くて、素晴らしいプレーが出来ています。このタイトルを得ることが目標でしたから、実現できて本当に嬉しいです」

-準決勝でも逆転しましたね。そして忍耐強さが大事だと言ってました。今日もずっと負けていましたが、最後に逆転しましたね。

ライアン・ムーア
「辛抱強くプレーしました。プレーは安定していたのですが、どんなチャンスも活かしきれず、フラストレーションが溜まっていました。しかし耐えていればチャンスは来ると信じて踏ん張っていたんです。上がり3ホールがいかに大事かはコーチにも言われていました。上がり3ホールでどういったプレーができるかで勝敗が決まるんです」

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