今年はアマチュア優勝も果たし、自分でも「びっくり」

日本ゴルフ協会（JGA）ナショナルチームの慰労会が22日、東京都内で行われた。チームメンバーとして活躍した杉浦悠太（日大）、岡田晃平（東北福祉大）、荒木優奈（宮崎・日章学園高）、橋本美月（東北福祉大）らが参加した。

今年キャプテンとしてチームを引っ張って来た杉浦は「去年のここ（慰労会）で、中島啓太選手からキャプテンのバトンを受け継ぎました。僕が雰囲気を盛り上げる必要もないくらい、みんなに助けられた」と1年前を振り返った。

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5年間チームメンバーとして活動し、最終年度の今年は「自分でも、後から振り返ってもびっくり」という怒涛（どとう）の1年だった。「海外でプレーするのは本当に楽しかった」と世界で戦う楽しさを感じつつ、「ネイバーズトロフィーチーム選手権」団体戦優勝などに貢献。11月には国内ツアー「ダンロップフェニックス」でアマチュア優勝を遂げ、直後にプロ転向した。

男女チームメンバーが集結

前キャプテンの中島からは、ダンロップフェニックス優勝時に「ナショナルチーム、お疲れさま」と送別の言葉をもらった。来年は海外が主戦場となる中島を追いかけるように、自身もアジアンツアーの予選会（Qスクール）に挑戦。12月のファーストステージを10位で突破し、1月にタイでファイナルステージに参戦する。「早く海外でプレーできるように頑張りたい」と意気込んだ。

アジアンツアーの結果次第で、来年は日本と海外を転戦する可能性もある。「プロとしてまず1勝を目標に。日程を合わせながら、なるべく海外に挑戦したい」と力強く話した。（編集部・谷口愛純）