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石川は11位タイ、矢野は52位タイで決勝ラウンドへ/韓国オープン2日目

韓国の天安市にあるウージョンヒルズCCで開催されている、「韓国オープン」の2日目。1日を通して曇り空で比較的涼しく、風もほとんど吹かない好コンディションの中、全体的にスコアが伸びる展開に。会場には5,500人の大ギャラリーが詰め掛け、熱戦を見守った。

1アンダーの12位タイで初日を終えた石川遼は、午前11時55分に10番ティからスタート。池に囲まれた13番パー3では、初日に引き続き池に打ち込みダブルボギー。続く14番でもボギーを叩き、一時は通算2オーバーまで後退する。だが、18番パー5でこの日初バーディを奪うと、以降は「良い流れで後半を迎えることができた」と、前半のモヤモヤを吹き飛ばすようなプレーを披露する。

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1番パー4では、グリーン奥ラフからの3打目をSWで直接沈めてチップインバーディ。「あのラッキーでリズムを掴めた」という石川は、続く2番でもバーディを奪うと、7番パー3でも3.5メートルを沈めてバーディ。迎えた最終9番パー4、2打目をグリーン左のカラーへ外すが、残り20ヤードの3打目をAWで直接ねじ込み、この日2回目のチップインバーディでフィニッシュ。ギャラリーの大歓声にガッツポーズで応えた。この日5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「69」(パー71設定)でホールアウトし、通算3アンダーの11位タイに浮上。首位と6打差で決勝ラウンドを迎える。また、石川と同じ推薦出場のロリー・マキロイ(北アイルランド)も11位タイで終えており、明日は石川とマキロイが同組でプレーすることとなった。

石川と同じく12位タイからスタートした矢野東は、前半こそ2アンダーと快調なプレーを続けたものの、後半に入り失速。11番、13番、18番と3回も池に打ち込むなど、後半は「41」とスコアを崩し、この日4オーバー。通算3オーバーの52位タイと大きく後退したが、辛くも予選突破は果たした。「池は風の読み間違い。その他は良かったのに、あの3球だけが悔やまれます」と悔しさを滲ませていた。

上位では、オーストラリアのマイケル・ライトが通算9アンダーとスコアを伸ばし、混戦を抜け出して単独首位に浮上。通算7アンダーの2位タイに、キム・テヒョン(韓国)ら2人。ダニー・リー(ニュージーランド)は、通算イーブンパーの33位タイとしている。

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