
2021/01/23ニュース
7月にカリフォルニア州のサンディエゴで開催を予定していた「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を決めた。1968年に始まって以来、大会史上初の中止となる。
大会サイドは16日に「出場選手、ボランティア、スタッフ、ゴルフコース関係者の健康と安全が最優先。残念だが、現時点ではこれが最も責任ある行動だと思う」とコメントを発表。カリフォルニア州では先月19日に米国では初めて州全体に自宅待機命令を発令。それから1週間以内に15-17歳の部が行われるトリーパインズGCを含め、大会で使用する予定だった10コースすべてが閉鎖されたという。
タイガー・ウッズやフィル・ミケルソン、ロレーナ・オチョア(メキシコ)らも歴代優勝者として名前を連ねている大会。畑岡奈紗が2015、16年に15-17歳の部で連覇を飾るなど、例年日本からもジュニア年代のトップ選手が参加していたが、3月に日本代表派遣の見送りを決めていた。