大会初出場の古江彩佳（写真は2022年TOTOジャパンクラシック）

◇米国女子◇ペリカン女子選手権 事前情報◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6341yd（パー70）

韓国、日本でのアジアシリーズを経て、5週ぶりとなる米本土開催の一戦が10日（木）に開幕する。翌週の最終戦「CMEグループ ツアー選手権」（フロリダ州ティブロンGC ゴールドコース）はポイントランキング上位60人による予選カットなしの大会とあって、フルフィールドで行われるシーズン最後の試合でもある。

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舞台は名匠ドナルド・ロス設計のフロリダ州ペリカンGC。前年の第2回大会はネリー・コルダが連覇を狙ったキム・セヨン（韓国）、リディア・コー（ニュージーランド）、レキシー・トンプソンと実力者ぞろいのプレーオフを制してシーズン4勝目を挙げた。

コルダは10月「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」から6週ぶりのトーナメント出場で今季初勝利を目指す。トンプソンやブルック・ヘンダーソン（カナダ）も久々の試合となる。

アジアから移動距離が長い東海岸での連戦となる中、前週「TOTOジャパンクラシック」でツアー初優勝を飾ったジェマ・ドライバーグ（スコットランド）がエントリー。日本勢では笹生優花と古江彩佳も連戦を組んだ。笹生は前年14位、古江は初参戦となる。当初スケジュールに組み込んでいた渋野日向子は出場を見送った。

9月に第2子を出産したブリタニー・リンシコムは妊娠中に出場した6月「全米女子プロ」以来の復帰戦。大会は2023年からアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）の名を冠して行われることが決まっている。

＜主な出場予定選手＞
ネリー・コルダ、リディア・コー、チェ・ヘジン、ジェニファー・カップチョ、チョン・インジ、キム・ヒョージュ、レキシー・トンプソン、コ・ジンヨン、古江彩佳、笹生優花、キム・セヨン、ジェマ・ドライバーグ